ステップファザーにできること

重度知的+発達障害の娘と、二人のやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

子供たちへの怒りが麻痺してしまって気づけない話アゲイン

怒りが振り切れてて笑ってしまったとんぼである、ごきげんよう。

 

このブログを読んでいる人は、私が子供たちに対する怒りを多く抱えていると知っているかもしれない。過去にこんなん書いてきた。 

◆息子に溜まっていた怒りを紙に書き出してどす黒い感情を吐き出した話

◆発達障害の娘による暴力に対して心底怒り狂っていた自分に気づいた話

 

本当に成長しているのか疑わしいわ。3歩進んで3歩下がっている。何度同じことを繰り返すのか。そんなアゲインの話。

筆記開示をしましょう

何もかもどうでもよくなると、ストレス対策すら放り投げてしまうのが悪い癖。

 

子供たちへの怒り、嫌悪感、支配欲。これらを解消するためには必須だとしつこく続けてきた筆記開示すらやめてしまっていた。

 

筆記開示についてはこちらをどうぞ。

◆誰にも言えない感情を書き殴らないと心が死んでしまう話

 

単純に、自分の本音を包み隠さず紙に書きましょうというもの。自分をよくせみよう、こんなこと考えちゃいけないとか、そういうのがストレスになるから。

 

なんとなくではあるが、紙に書かずとも、最近の私の精神的なやばさはわかっていた。

 

息子と目を合わせるのがなんとなく嫌だし、娘に叩かれたら怒鳴り散らしてしまいそう。

 

頑張って目もあわせて笑顔になるよ。怒鳴り散らすこともないよ。

 

もううるさい、触るな!!!

 

それは心の声で。決して本人たちに言うことはないんだよ。

 

とまぁ、そんな自分を客観視しているので、大丈夫でしょうと。深呼吸でもして睡眠でもとれば落ち着く程度のものでしょうと考えていた。

 

だからたまに筆記開示しても、別に子供達のことは書かない。

 

自分のこと、お金のこと、その他不安なことは書くけど、子供たちにはそこまでストレス抱えていないから大丈夫だろうとスルー。

 

そうなんだ。「子供たちにはそんなに怒っていない」って思っちゃっているのだ。

 

これがやばい。完全に麻痺している。やばし。我ながらやばし!!

子供たちのことを書いてみよう!

ここ最近は本腰入れて認知行動療法を再開しているので、筆記開示も思いっきりやる。20分書き続ける。

 

この日はちょうど娘とお風呂のあと。

 

書くこともないし、軽く子供達のこと書いてみようかしら……と適当に書いてみたら。

 

最初は、さらさらーっと書いていたのが、無意識にガリガリガリガリとペンを押し付けるほどに力が入る。

 

最終的にテーブルが揺れるほどで、ガガガガガガガガガッ!!と呪いの言葉でも書いてそうな状況に。

 

てめぇらマジで死ぬまで絶対に許さないからなクソどもが!!!!

 

そんな怒り。おそらく誰にも見せてはいけない鬼の形相をしていたことでしょう。

 

かわいいね。ふふ。

 

娘に叩かれることは、ネタとして、笑い話として昇華できていると思っていた。

 

甘く見過ぎだわ。こんなんシャレになるわけない。昇華先は笑い話じゃなくて純粋な殺意だろ。このままいったらニュースになる。

 

息子は息子で許容できないことが多くて、その度に許容しようと努力してなんとか乗り越えてきたはずが。

 

受け入れきれなかった怒りが溢れに溢れて、こちらは強い嫌悪感に進化したようだ。気持ち悪すぎる。近づかないで欲しい。

 

そんなん紙に書いて行くと、おおぉ、やべぇやつじゃん。病んでるじゃんと笑ってしまう。あっはっは。

 

笑ってる場合かよと突っ込まれるだろうが、子供たちに対する怒りを客観視できたのは悪いことではない。

 

だってこれ程の怒りにフタをしてたことすら気付けなかったんだ。完全に麻痺していた。狂っていたと言い換えてもいい。

 

ストレスも溜め込むとわけがわからなくなる。皆さんもお気をつけて。

ストレス対策を続ける対策を考えよう

なんでここまで怒りを溜め込んだのか。過去に筆記開示が必要だと身をもって理解したはずなのに、なぜ3ヶ月もやめてしまったのか。

 

私の生活はストレスフル。明らかに、独身の頃と比べて何倍もストレスがかかっている。

 

自宅で毎日子供から攻撃されるなんて、普通想像すらしない世界だ。健常児の子育てでもいっぱいいっぱいだったはずなのに、ハードルが高すぎた。

 

だからこそ、普通の人以上のストレス対策が必要になるのだが……そのストレス対策を続けることを、ストレスでやめてしまうわけだ。

 

どうにでもなれ効果ですよねぇ。

 

自暴自棄にならないように。自己嫌悪にならないように。少しずつハードルをあげて毎日の習慣にできるように。毎日のストレスをその日で処理できるように。

 

重度のストレス下でこれを成し遂げるには、綿密な計画を練る必要がありそうだ。

 

任せろ、子供に殴られながらうつ病を治すパイオニアとして、とんぼの名を歴史に刻んでやろう。

 

自害して墓石に刻まれるのとどっちが早いか、勝負である。面白くなってきたな!

 

皆さんもぜひ、紙とペンを用意して怒りを書き殴ってみてはいかがでしょうか。気付けなかったあなたが見つかるやもしれません。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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