ここ数週間、頻繁に子供達が学校を休む。
これが二週間ほど前の記事で、週に3日くらい娘につきっきりだった週。
そして下記の記事は先週の話。息子と二人で遊びに行った。
一人で子供を見るのは割とハードである。なかなか慣れるものではない、体力の問題もあるな。
妻が多忙な一週間
そして今週はかなりきつかった。
火曜日は妻が仕事で帰りが遅く深夜まで帰ってこない日だった。
当然そうなると私一人で見るしかない。見るしかないが、別にどうってことはない。慣れたものだ。
以前にこんな記事も書いた。
今や普通の家族なので、別にここまで気合いはいれないがやはり妻が帰ってこない日はいつもと違う。
それでも通常通りこなし、火曜日は無事に終えた。
木曜日は娘を学校に送って帰宅した直後に学校から呼び出しがあり、てんかんで倒れたので迎えにきてほしいという。
それは仕方ないなと木曜日は夕方まで娘と二人で過ごした。
その翌日の金曜日はまた妻が仕事で夜は帰れないという。
う、うん。いいよ、そういう週もあるだろう。
そう思っていたが、金曜日の朝に娘のてんかんがあった。
学校に行ってもまた呼び出されるはずなので娘は学校を休ませることに。
妻は仕事へ行き、金曜日は朝からずっと娘と二人。
夕方に娘と二人で息子を迎えて、夜まで三人で過ごす。
聞けば、翌日の土曜日も妻は仕事。息子は午前保育だという。
そうか。
土曜日は9時まで娘と二人で過ごしたあとに娘をデイサービスに送って、11時すぎに息子を迎えに行って二人で遊べばいいんだね。
何がそんなにむかつくのか
うん。いやね、別に子供達と一緒に過ごすのは構わないのだ。
私は子供達が好きだし、体調不良ならお家でゆっくり過ごすだけ。元気なら公園にでも行こう。
自宅で子供達の相手しながら仕事もできるし、ブログも書けるし、別になんの不満もない。
不満があるのは、妻だ。
いやいや、この子たちは私だけの子供か?
妻にも仕事もあるだろうし、大きな病気でもないから私一人で見られるけどさ。
なんで私ばかり子供を見てるんだ?
私の中では子供達を優先しようという思いもあるし、仕事の都合上私が見ることが多いのもまあ当然だろうという気持ちはあった。
あったのだが、イライラして仕方がないのだ。
なんで私ばっかり。
妻に対する不満がとにかくすごくて、気づいたら私のストレスレベルが9~10まで跳ね上がっていた。
イライラしてても何も変わらない
だがストレスは力に変えねばならない。気づいたのなら、対策を取らねばならないのだ。
別にこの記事は妻に対する不満を書きなぐる記事ではない。
これは私が解決すべき問題で、子供達へも悪影響がある。
実際に悪影響があった。
それは妻が帰ってこない金曜の夜に私がテーブルで書き物をしていた時のこと。
息子がテーブルをがんがん蹴ってくるのだ。
「今私が書いているから、テーブル蹴らないで」
と一言伝えるが、息子は無意識なのかテーブルを蹴り続ける。
かちんときたので、息子が届かない場所にテーブルを大きく移動させた。
「ごめんぱぱ」
そういう息子に対して私は言い放つ。
「ぜ、絶対に許さない……もう鬼を呼ぶしかない!」
とか何とか言って普段は使わないアプリ「鬼から電話」を発動したりした。
いや、この流れはだめだ。だめなのだ。別に子供達にむかついているわけではない。
これは私の問題なのだ。私が一人で解決すべき問題なのである。
紙に書いてわかること
というわけで、ちょうどやっているセブンコラムで考えてみよう!とやってみた次第である。
そして今の状況や客観的な事実を書いていくと、やはりわかることは多い。
大きな誤解は頑張っているのは私だけではないということだ。
私が子供達を見ている間、妻は別に遊んでいるわけではない。毎日フルで8時間働いている。
娘が入院すれば、妻は連日仕事を休んで娘に付きっ切りだ。風呂も満足に入れないし、病院のベッドで暴れる娘を見なきゃならんので何もできない。
また先生たちとの密な連絡や、役所の手続きなどなど、公的なものは全ていつも妻がやってくれている。
さらに土日、私が疲労で動けない時はほとんど妻が一人で子供達の相手をしてくれている。
最近だって私が動けない時は妻が子供達の相手をする。
仕事だって、緊急の仕事が突然割り振られ一時的に忙しいだけなのだ。
そうだ、こんなに妻は頑張っている。
私ばかり、というのは事実に基づかない妄想に過ぎないのだ。
この状況で、たかだか3日4日子供達の相手を一人でしたからといって怒るのは器が小さすぎるのではないか。
間違った認識を正そう
そして、私たちはステップファミリーだ。子供達は妻の連れ子である。
そんな境遇なので
子供達は妻が見るのが当たり前。
このような意識が私にはあるのだ。
子供たちは妻の子供たち、という意識。これは由々しき問題である。
この器の小ささや誤認識に気付いた私は反省した。
鬼に電話して怖がらせた息子にも謝ることにした。
「ママがいなくて寂しいから怒ってしまったよ、ごめんね」
とかなんとか言って、息子と二人で泣き真似をしながら抱き合っていた。
変な親子である。
そして私だけがイライラしていたのではなく、妻も私のことを気にかけていたようだ。
妻が金曜の夜に帰ってきたのが深夜の3時を過ぎていた。
土曜日に仕事に行かなくてもいいように、深夜まで仕事をして大部分を終わらせたという。
最近子供達を私一人で見てばかりいるので、負担が大きいと心配していたそうだ。
とても申し訳ないことをした。
私の負担が大きい時もあれば、妻に多大な負担をかけている時もある。
お互いにいい時も悪い時もあるのだから、その瞬間だけを見て判断することはやめよう。
一蓮托生の夫婦なのだ、仲良くやろう。
そんなことに気づいた話であった。
妻にもイライラをぶつけてごめんと謝罪したよ。すまんかったね。
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