ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

レスパイトすごい話と睡眠障害の話

感動したとんぼである、ごきげんよう。

 

半分諦めていた娘(特支/小6)のショートステイが無事に終了した。素晴らしい。

 

◆家族の紹介

娘頑張った

昨晩は娘が初めてのショートステイ。いつ電話がきてもおかしくないから、とスマホは肌身離さず持って寝た。

 

それが嬉しいことに一切の連絡もない。朝、妻がお迎えに行ってくれて……話を聞けば21時前にはスムーズに就寝したそうだ。

 

一応、深夜に何度か起きてきたらしい娘。職員がベッドに戻るように声掛けすると暴れずに戻ってくれたんだと。そして朝までベッドで寝てくれたらしい。

 

……すごい。すごすぎる。まさかショートステイが成功するなんて信じられない。

 

深夜に何度か起きたのは施設的に大丈夫だったのか?と少し心配ではあるものの、中には寝なくて保護者を呼び出すパターンもあると聞いている。

 

連絡もないことから、呼び出すまでもないケースだったんだと思われる。よかった。

 

ただ娘としては熟睡とは言えなかったのだろう。帰ってきた時の顔色が悪いというか、明らかに疲れが残っているように見えた。

 

それでも1日ぶりに家族に会えた嬉しさが勝ったのか、もしくは家族と離れて家族のありがたみを少しは理解してくれたのか、怒ることなく笑顔を振りまいていた。

 

今日はほとんど攻撃されていない。疲れてるのか夕方からは少し荒れているけれど、まあまあまあ。

 

とにかく娘よ、頑張った。頑張ったよ。ショートステイ頑張ってくれてありがとう。

 

もう何度か利用すれば顔馴染みも増えて慣れてくるはずだから、しばし辛抱してほしい。ありがとうありがとう。

レスパイト効果

ショートステイが無事に成功していたため、昨晩の残った家族はまさにレスパイトの夜を過ごした。

 

赤ちゃんが早めに寝たので、妻と息子と共にお菓子を食べながらタートルズの実写映画を爆音で鑑賞。笑えて熱い素晴らしい映画であった。

 

楽しかったー!!という言葉が心から出てくる。何も考えずに座って映画を見られることなんてないから、言い表せないほどの癒しの時間であった。

 

さらに映画を見た後は、久しぶりに息子と仕事の話をした。私からではなく、息子がドッグトレーナーに興味があると言い出したからだ。

 

押し付けがましくならないように色々と話した結果、

 

「パパはボランティアやってるおじさんと同じくらい話しやすい」

 

と息子から謎の褒められ方をした。突発で海岸の清掃ボランティアに参加した時に出会ったおじさんのことらしい。

 

知らないおじさんと同じと言われて喜んでいいものかどうかは知らないが、話しやすいなら悪いこっちゃない。

 

まあこういう話ができたのもレスパイト効果だろう。いつもなら夜寝る前に息子と長々と話そうとは思わない。

 

疲労感がないからこそだ。

 

普段どれだけ追い詰められているのかがわかるよ。

 

そういえばショートステイ施設が、なぜかうちの娘の利用日を優先で抑えると言ってくれている。

 

おそらくは……相談員が我が家の状態を相当やばいと判断し働きかけてくれた可能性が高い。

 

あまり自覚症状はなかったが、心中一歩手前の家族に見えているんかな。そんなにやばいか?もっと苦労されている家庭はあるはずだが。

 

いやでも娘がいない夜にここまで開放感があるということは、常にとてつもない緊張感に包まれていたのは間違いない。

 

レスパイトすごい。

睡眠障害もすごい

娘がいなくて気づくこともある。リフレッシュしたし娘もいないからよく眠れるはずだったのに、あまり寝付けなかったのだ。

 

昨晩は大きなベッドに一人。それなのにいつもの癖かベッドの端で縮こまって寝てしまう。

 

娘のキックの範囲からできるだけ遠ざかりたいのと、少しでも体が触れたらボコボコにされるから。ベッドの端っこギリギリが定位置なのである。

 

また夜間も寝返り時に自然と目を覚ます。体勢を調整したいが、これまた寝返りで娘に触れたら何が起こるかわからない。慎重に体を動かさねばならない。

 

さらにトイレに行きたいと思ったが無意識に我慢してた。トイレに行く音で娘が覚醒してしまう可能性がある。

 

……といった感じで夜間に何度も何度も目を覚ますし、目を覚ますたびに隣にいるはずのない娘に意識を向けて脳が覚醒する。

 

絶対に娘を起こしてはならない。

 

恐怖に蝕まれている。睡眠障害としか言いようがない。

 

せめて娘がいない夜くらいはぐっすり眠れるといいのだが。何度かショートステイを繰り返して私の脳も慣れてくれるだろうか。

でもちょっと

ということで、思った以上にレスパイトと睡眠障害がすごかった話。

 

それでもいつもよりは寝られたし、たった一晩なのに我々家族にとてつもないリフレッシュをもたらしてくれた。疲れが吹き飛んだ。感謝感謝である。

 

気になるのは、次のショートステイがまた来週にあるらしいこと。

 

ちょっとペースが早くないか?

 

何だろうこの感覚。

 

今までショートステイなんて存在しなかったし、ほぼ365日娘がいたからかな。

 

突然こんな高頻度でショートステイ利用できると言われても逆に戸惑ってしまう。本当にいいの?やりすぎじゃない?って。罪悪感も少しあったりする。

 

もっともっと苦しまなければならないと思ってるんかな。何でだろう。月に2日のお泊まりくらいなら甘えてもいい気もするが。

 

子離れが寂しいのもあるかも。娘がかわいそうという思いもあんのかな。

 

うーん。

 

いや、でもショートステイがあることで、それ以外の日はより娘に理想的な対応をできるはずだ。たまに離れて、休んで回復したら今まで以上の愛情を与えて。

 

我々の対応がクソだと、愛情不足が暴走してショートステイを絶対拒否のコースもあるからな。

 

ショートステイによって家族全体が好循環になるように頑張りたい。

 

あー癒されたね。久々に幸福感に包まれた日であった。

 

……ブログ書いてると気づくけど、娘がショートステイ利用してた昨日今日のテンションが異様に高い。よっぽど嬉しかったんだなこいつ。

 

別にショートステイなくても大丈夫だと思ってたのに。ここまで筆が乗るとは。

 

◆生活改善記録

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娘(特支/小6)がショートステイを利用できるか際どい話

睡眠時間が削られまくりのとんぼである、ごきげんよう。

 

昼に無理して動けば生活は改善する!と頑張って活動してたら、夜には娘が暴れ回ってまともに眠れていない。昼寝してないのに夜も眠れなくて死にそう。

 

でも元気だ。今朝は死にそうな顔をしていたくせにフルに活動できた。すごい。

 

明日、娘がショートステイでお泊まりだからかな。安眠できそうで期待してる。

 

だが果たして、本当に利用できるのか?

 

◆家族の紹介

娘、荒れる

今月から娘の本格的なショートステイの利用が始まる。

 

月に4日ショートステイを利用できると聞いていたのに、泊まる日とその翌日で2日を消費するらしい。

 

つまり月に利用可能なお泊まりは実質2日だった。マジか。

 

でもまあ慣れない娘が高頻度でショートステイを利用してメンタルに好影響があるわけもなし。今のところは2日もあれば十分である。

 

本当は今月上旬には利用する予定だったのだが、施設にインフルエンザが蔓延しているとの報告があってね。

 

「一応ショートステイの受け入れはできますが、どうしますか?」

 

……いやいや利用しないよ。もし感染したら一週間以上地獄が続くじゃないか。冗談はよしてくれ。

 

1日お泊まりのためにインフル感染リスクは取れないので断って、やっと、ようやっと明日が初めてのショートステイの利用となる。

 

んー、しかし微妙なんだよ。ショートステイが近づくに連れて娘の荒れっぷりがピークに近づいている感がある。

娘、荒れ果てる

ここ数日でもの投げブームが再来してる。先日書いた。

www.rabbitonbo.com

 

自宅ではボールペン・紙・クッション・リモコン・プラスチック製の冬瓜サイズのおもちゃ・食事を皿ごと……など、たった数日で様々なものを投げてる。

 

ばぁばの家でもパンを投げたとか、デイでもおもちゃを投げたとか。とにかくものを投げる。

 

全然怒っている気配がなかったのに、なぜか突然ワッとなって手に持っているものを投げてしまう。訳がわからない。

 

だから今はもう何も持たせないようにしてる。いやー、お泊まりするのにこれはかなりきつい気がする。

 

さらに夜間も……どうだろう。5時ごろから目を覚まして大声でママと呼んでたりする。ママと呼びながら私を蹴って引っ掻いて攻撃してくる。

 

今朝は仕方がないからドライブに連れて行こうと思ったらそれすら拒否。皆が寝ている暗がりの玄関で寝ている家族の名前を大声で呼び、ドアを蹴ったりひっくり返ったり。

 

どうしようもなかった。

 

早朝に覚醒するのはここ三日くらいだろうか。

 

ベースがイライラしててその理由もわからない。いきなりテーブルをひっくり返そうとしたり、足が出たり手が出たり。

 

……どうこれ、ショートステイ利用できるかな?

一旦やめてもいい

正直なところ、ショートステイ施設には末長くお世話になりたいと考えている。

 

もし一発目の利用で娘が暴れまわったり深夜から覚醒して大声で施設を練り歩くなんてしちゃったら……今後の利用すら危うくならないか?と危惧してる。

 

しかも夜間の施設にはスタッフが一人しかいないらしい。他の利用者も巻き込んでの地獄になる可能性もあるかもしれない。

 

……際どい。非常に際どいところだ。

 

一旦、一旦今回はやめてもいいのかなと検討してる。初めての利用ならばもう少し調子がいい時の方が絶対にいい。

 

手に負えない印象を与えたくないし、何より手に負えない状態なのに送り込もうとまでは考えていない。

 

とりあえず今夜の様子次第だ。深夜から暴れるようならショートステイは取りやめにしよう。朝まで寝ないなら、これはもう仕方がないとしか。

 

頼む、落ち着いてくれ!!

 

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娘(特支/小6)が一晩荒れて全てがどうでもよくなる話

生活の立て直しを図っていたとんぼである、ごきげんよう。

 

昨晩、少し無理をしていつもより動くことにした。調子は良くはない。でも動かなければ世界が変わることはない。

 

頑張ろう。そう決意した夜のこと。

 

◆家族の紹介

娘、怒る

デイから帰宅した娘をお風呂に入れたまではよかった。排泄介助もさせてくれたし、特に不機嫌な様子は見られない。

 

じゃあ他の家族が帰る前に食事でも……と夕食を配膳する。食べやすいようにワンプレートで白米とおでん。

 

何も問題ない。テレビも消して欲しい様子だったし、ご飯も食べたいといっていた。何もかもがスムーズだったはずなのだ。

 

でもこれだ。

テーブルの横にすたすたやってきた娘、立ったまま皿を手に取って……壁に叩きつけた。

 

写真で見てると、あーそういうこともあるよねー程度かもしれないが現実はかなりきつい。

 

油ぎってるし米も飛び散ってるし、漆喰の壁にも汁がかかってるし。写真に写っていない範囲にあった娘の薬ケースにも飛び散って。

 

薬の上にゆで卵と大根が載っていたよ。最悪だ。

 

いやもう……口から出てくるのはこの言葉だけ。

 

「最悪だ」

 

食事を投げられたのは何ヶ月ぶりかな。頻繁に投げられてた時は感覚がマヒしてたからここまでダメージなかったはずだ。

 

久々に、急にドカンときたもんだから。明らかに飯投げへのストレス耐性がなくなっている。

 

赤ちゃんがひっくり返してしまったとか、パニックになって皿が落としてしまうとか。そういうのとは全然違うんだよ。

 

娘は明確な意志をもって壁に叩きつけているから。

 

普通の生活していたら感じないレベルの怒りに襲われて参った。

しんど

こんなんぶちまけた娘に片付けられるものではないから、黙々と片付けるしかない。

 

床の隙間に米粒が入らないように。漆喰にシミが残らないように。娘が踏みつけて被害を広げないように。

 

別に焦ってどうなるものでもないので黙々と片付けていたら、娘が後ろで大声で何かを喋っている。よく覚えていないがすべて無視した。

 

それどころではないし、喋ったら怒鳴り散らしそうだったから。

 

すると無視された娘が近づいてきて、落ちてたスプーンを拾ってさらに投げつけおった。

 

……

 

……

 

ちょうど帰ってきた妻と赤ちゃん。

 

娘の対応は任せて距離を取ることにした。娘と心中した方がいいんじゃないかと本気で考えるほどのダメージを受けたもんでね。

 

近づかない方がいい。

 

でも夜に娘と一緒に寝るのは私なので。

 

別に仲直りもしてないし何か解決したわけでもなかったから、娘の機嫌は治っていなかったんだろうね。

 

久々に深夜にバコバコ蹴られまくったよ。止まらないキックは久しぶりだ。やはり深夜の暴力は娘のメンタルが大きく影響してるんでしょう。

 

とにかくひどい夜だった。

何もかもがどうでもいいが

生活を少しずつ立て直そうという心は一瞬で折られた。何もかもが本当にどうでもよくなる。

 

たった一晩の出来事なのに面白いくらいに堕ちる。ブログには書けないような言葉が心から湧き出てくる。書いても仕方がないから理性で止めている。

 

まあ娘が荒れたら大体こうなるか。久々の食事投げ、かなりどぎついな。

 

それでも落ち込んでいても何も変わらないので、本日も赤ちゃんと出かけて、無理して抱っこしたまま1時間ほど森林公園を練り歩いた。

 

きつい時ほど無理をした方がいい。動かなければ何も改善しないからだ。

 

散歩のおかげで少しは回復して、今日は娘と仲良くやって夜から二人で買い物にも行って、無事に就寝してくれた。

 

障害児育児も、荒れる家庭も、難しい子育て問題も、結局は自分の心の中で吹き荒れるだけの嵐である。自分で自分を律することができるのなら大した問題にはならない。

 

無理して動く。これしかない。止まって休んでたら死ぬ。ここはあっという間に殺される死地だというのに。

 

油断しすぎたな。

 

◆生活改善記録

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二度とアルコールを摂取しないことにする話

しんどい夜を乗り越えられなかったとんぼである、ごきげんよう。

 

昨晩、余裕があったので妻と晩酌したはいいのだが。アルコールを摂取しちゃいけない環境だと思い知らされた。

 

◆家族の紹介

酒飲んで後悔する

基本的に酒は好きではない。というよりは、飲んだ瞬間にその日はもう何もできなくなってしまう感覚が好きではない。

 

ストレスが多すぎると過食やネット依存が強くなる傾向もあるから、あまりアルコールには触れない方が良さそうだとも思ってる。あっという間にアル中なりそう。

 

だから普段ほとんど飲まない。数ヶ月に一度飲むかどうか。

 

まあでもたまにはね、と昨晩久々に飲んだ。

 

娘は落ち着いていたし夜も寝てくれてる。日中も比較的落ち着いていた上に、ここ数週間は早朝ドライブにも行っていない。

 

これなら飲んでも大丈夫だろうと深く考えずに晩酌をした。小さなコップに二杯程度、ジンを適当に割って。

 

でまぁ案の定というか、こういう時に限って夜の娘は荒れまして。

 

明け方の5時すぎから起きてたかな?

 

ずーっと一人で何か喋ってて、返事をしてほしそうだったので適当に返事して。それでも段々とイライラしてきたのか蹴られるようになって。

 

蹴られて引っ掻かれて……まさかこんなことになるとは想定してないからきついったらない。

 

くっついてたら一時的に落ち着くので、くっつきながら娘の足が出ないように軽く押さえつつ、うつらうつらと時が過ぎるのを待つ。

 

……が、そんな甘い話はなく、顔面に頭突きが飛んできて悶絶する。

 

これまでも何度かやられたことあるけれど、顔面への頭突きってまさに骨と骨とのぶつかり合いなんだ。

 

擬音で言えばゴン!!とかガン!!とか、そんな感じ。

 

でその後もなんやかんや蹴られたり引っ掻かれたりして……

 

あーもう無理だ、これ以上は一緒に寝られない。

 

起きてドライブに行った方がマシだ。そう思ったのは6時ごろか。

 

ただ問題は昨晩に摂取したアルコール。少量とはいえ、この時間だと完全に抜けきっていない可能性が高い。

 

ドライブに連れて行きたい、でも行けない。

 

仕方がないのでそのまま蹴られてくっついて蹴られてくっついてを繰り返していた。

 

飲まなきゃよかった。

もう二度と飲みません

結局7時前にはベッドを抜け出した娘。声がうるさかったようで妻も起きた。

 

そしていつも私がドライブに連れて行ってくれるからと、本日は妻がドライブに連れて行ってくれた。

 

ついでに買い物やら公園にも行ってくれたようでありがたや。感謝しかない。私はゆっくりと赤ちゃんと二度寝。助かった。

 

はぁ。冷静に考えたら当たり前っちゃあ当たり前なんだけど、私は酒を飲んじゃいけない立場なのだろう。

 

夜間に救急対応になるかもしれないし、深夜からドライブもあるかもしれない。娘がショートステイに行ったとしても突然呼び出されるなんてことも十分にある。

 

現在妻は授乳がありアルコール禁止のため、妻が運転できるなら大丈夫だろうという油断があった。娘が比較的落ち着いていたのもあったけれど。

 

確率が低かったとしても、夜間や早朝に運転の必要性が出てくる可能性が一般家庭と比べて相当高いのが我が家だった。

 

仕方がない。酒は今後人生から捨てることにする。む、以前にも同じこと書いたっけ?多分書いてないと思うが。

 

どちらにせよやめておこう。そこまで酒好きではないからね。

 

◆生活改善記録

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娘(特支・小6)の様子がまた少しおかしくなってきた話2024初春

本日は赤ちゃんと病院へ行ってきたとんぼである、ごきげんよう。

 

保育園に入るためには健康診断が必要らしい。かかりつけ医が臨時休院だったりでスムーズにいかず、結局夕方まで赤ちゃんと過ごすことに。眠いな。

 

何でこんなに眠いのか、娘が寝なかったからか。

 

◆家族の紹介

娘の様子がおかしい

てんかん発作もそこそこに調子が良さげな娘であったが、ここ数日で少し様子がおかしくなってきた。いや、調子はいいんだよ。

 

ただ学校に行く時に逃げ回ったり、デイに送ったら車から降りてこない。バクバク食べていた食事も全然進まずに席に座ることもない。

 

ぱっと見で好調なのに、今までスムーズにできていたことへの拒否反応が強い。

 

今までテレビを飛び跳ねて見ててご機嫌だったはずなのに、食事となった瞬間に顔がクワッとなって食事をじーっと見てるだけとか。

 

別にテレビ消すのは怒ってなかったはず。むしろ消してくれと娘から言ってたはず。それなのに食事に怒っている。

 

まぁ……よくあることではある。昨日と今日で別人とか、朝と昼で別人とか、さっきまで攻撃しまくっていたのに次の瞬間には満面の笑みで喋ってるとか。

 

あまりにガラッと変わるから地味に対応難しいんだよ。

 

ある状態の娘の対応に慣れていい感じに過ごしてたら、ある日を境に変わる。だからそれにまた合わせて対応調整して。

 

その後、娘が数ヶ月後に元の状態に戻ったとしても、その時には以前の自分がどういう対応をしていたのか覚えていない。

 

あれ??どうにかうまく対応してた気がするけどな……

 

うむ、まったく思い出せない。なぜストレスフリーで乗り越えられたのか覚えていない。行動も心構えも全部まとめて忘れてしまった。

 

また一からか?

 

そのために記録をしっかり取っておくべきなのでしょう。記録とり続けるのもしんどいな。振り返るのもしんどいから。

あまりに不潔は厳しい

では現在、具体的に娘の何がどう変なのか、一つだけ昨日の小話を書く。

 

相当に汚い話なので食事を控えているor不潔が苦手なら絶対に見ないほうがいい話。

 

……

 

昨晩、ソファの隣に座っている娘から異臭がした。オムツに排便をしたと思われる。これまで食欲がすごかったので、最近は量も多いから匂いがわかりやすい。

 

確認するまでもないからお風呂に誘導するも娘は無視。動かず。

 

……そもそも何でうんこしたくせにソファに座ってるんだ?お尻を踏み潰して気持ち悪くないのか?

 

普段なら自分から教えてくれるし、スムーズにお風呂に移動して処理させてくれるはずなのに。

 

まーくっさいし勘弁してほしいと思いながらも動かないから。強制的に連行するほどの緊急性もないし、時間を空けて声をかけることにした。

 

するとテレビでテンション上がった娘は、ソファにお尻をバンバンバンと跳ね返らせながらはしゃいでいる。

 

体の動きの説明が難しいな。とにかくお尻を一メートル近く浮かせてソファに叩きつけて、その反動でまたお尻をあげて叩きつけて…ってのを繰り返してる。

 

うんち、爆裂してそうだな……そう思いながらももうどうしようもない。ただ遠巻きに見てタイミングを伺っていた。

 

その後お風呂まで誘導に成功するも絶対に服は脱ぐ気はないようで逃げ回り。一時間近く頑張ったが娘が排泄処理をさせてくれることはなかった。

 

オムツのおかげかすごく臭いわけでもないのだが、それは私の感覚が麻痺してるからかもしれない。帰宅した妻が家に入った瞬間にすぐ気づくレベルだから。

 

まあでももう仕方がないじゃん。お尻洗わせてくれないんだから。

 

私じゃ何度やっても無理だから、妻が帰ってきてから排泄処理はお願いすることにして……夕食だけでも先に娘と食べることにした。

 

これがまた残念なことに夕食がカレーライスなんだよ。お尻にうんこがあるやつの隣でうんこの匂い嗅ぎながらカレー食うとか新手の拷問か?

 

しかも娘もお尻のうんこが頭にあるからか、カレーライスを見て「うんこ」って言っちゃって。

 

どうすんだよこれ。

 

それでも時間は有限だ。二人で席についてカレーライスを食べ始めて……娘に口を拭く用のティッシュを渡したんだ。

 

するとしばらくして、使い終わったティッシュが手渡されたので受け取った。

 

が、なぜかそのティッシュはびっちゃびちゃ。

 

……なぜびっちゃびちゃ?と次のティッシュを渡して様子を見てると、ティッシュで口を拭くのではなく、ティッシュを口に含んで濡らしているらしい。

 

なぜ!?

 

やめろやめろと注意してティッシュは取り上げたのはいいのだが。

 

その後は、指を舐めてテーブルに唾液を擦り付けるという行為を夢中になってやりだした。

 

ここで私の中の不潔の許容限界を超えてストレスが爆発。

 

きっったなーい!!!

 

と大声で注意してしまった。

 

まあ注意したところでって感じだけどさ。頭がおかしくなりそうだったんだろう。

 

老人ホーム(特養)での勤務経験があるため、糞いじりやら異食やら色々見てきたけれども、それでもこの娘の行動の不潔さはかなりのトップクラスだ。

 

それに介護と言っても汚れるのは職場だし仕事だし制服だし、何となく現実と隔絶された空間である。

 

でも娘のこれはまさにプライベート空間で起こってることだから、受ける印象が全然違うな。

 

娘は歯磨き嫌いで口腔内も清潔とは言い難い状態だし、お尻にうんこも入ってるし。

 

きったねーwと笑えるほどの余裕はなかったね。残念。

喧嘩したら睡眠に影響でる

急に娘の状態が変わりすぎて私の対応とまったく噛み合わないためにお互いにイライラして、久しぶりに娘から攻撃を受けた。

 

私も「注意して何が悪いんだよ」モードになってしまって険悪なまま就寝。

 

そうするとまあ夜中にひっさびさに蹴られまくった。深夜から蹴られて、お腹を爪でギュルギュルと鷲掴みにされて。

 

しかも5寺ぐらいから覚醒した娘がハイテンションでずっと喋ってた。最悪だった。

 

まあでも待て。私は一対一で対応しとるから。急にここまでガラッと変わっててすぐさま対応を合わせられるほどのスーパーマンではない。

 

少しずつ今の娘にチューニングを合わせるしかないのだ。

 

とりあえず今日の夜も寝るかわからないので早めに寝られるようにしたい。

 

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娘(特支/小6)の制服はスラックスにします話

毎日毎日予定が詰まってるとんぼである、ごきげんよう。

 

仕事してるわけでもないのに何でこんなに忙しいのか。忙しいなら耳で勉強するしかない!と人と話さない時はずっとイヤホンつけてるから耳が痛い。

 

そういえば娘の中学部の説明会もあったので制服の話。

 

◆家族の紹介

娘の制服問題

4月には中学部に上がる特別支援学校に通う娘。中学といえば制服に切り替わる時期。

 

男子も女子もブレザータイプ。男子はスラックス、女子はスカート。

 

昔は男女は規定通りの制服を着なければならなかったし特に疑問の声を聞いたこともないが、現代はジェンダーや多様性に配慮しているらしい。

 

性別に関わらずスラックスでもスカートでもどちらを選んでもいいとのニュースをどこかで見た。

 

正直、うちの娘にスカートはかなりきつい。寝っ転がるし足も振り回すし羞恥心も持ち合わせていない。思春期の子供たちが集まる環境でこれは相当まずい。

 

選べるならぜひスラックスで、選べないとしたらスカートにジャージ履かせて登校させるしかないなと思っていた。

 

生徒数も少ない特支だからか、中学部の女子生徒でスラックスの子を見たことがない。

 

念のため制服はスラックスかスカートどちらでもいいのかと担当者に聞いてみたら、あっさりOKですよとの返答あり。

 

そうなんだ。本当に時代が変わったんだね。

 

うちはジェンダー的な要素とはまったく無関係ではあるけれど、何が何でも娘にスカートを履かせる意味がまったくわからないので本当にありがたい。

 

スラックス制服か。娘に似合うかどうかは微妙なところ。まあすぐ慣れるでしょう。

他色々

中学部は制服だけでなく作業着も買う必要が出てくる……こともあるそうな。何となく仕事につながる授業も少しずつ出てくるのかな。

 

農作業や木工などなど、将来を見据えた授業をしてくれるのでしょう。

 

ただ生徒のレベルに合わせて作業内容を振り分けるらしいので、娘は作業着が必要がないグループに入れられる可能性も高い。

 

何をさせられるんだろう。

 

うーん。

 

てんかんの状態も体調も情緒も乱高下するから、安定した作業ができるような状態ではない。むしろ誰かが隣についていないといけないのが今の娘である。

 

てんかんについては少し動きがありそうなのでそれに期待するしかないか。そんな簡単な話でもなさそうだが。

 

とりあえず制服はスラックスでいくことになったという簡単な報告であった。

 

◆生活改善記録

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特別支援学校の中学部の説明会に参加してきた話

言語化が難しいとんぼである、ごきげんよう。

 

学校って楽しいものなのか、楽しいだけじゃダメなのか、やはり何かを学ばねばならないのか、居場所があるだけでありがたいものなのか。

 

よくわからないけれど、特別支援学校の中学部の説明会を見て「つまらなさそう」と思ってしまって、実際に面談で先生にも遠回しに聞いてしまった。

 

◆家族の紹介

娘の中学生活

次年度から特別支援学校の中学部へと進学する娘。あと2ヶ月しかないとのことで、オリエンテーション的な集まりがあった。

 

簡単に授業の内容やら制服の購入についての話と、あとは簡単な面談で困りごとなどの聞き取り。

 

気になったのは授業。

 

ほぼ毎日六時間目まであり、担当生で科目ごとに先生が違うとか。レベルに合わせてクラスを分けてるとか。

 

うーん、学校ってなんなんだろうね。

 

特支とは言えレベルが高い子もいる。障害があるからと言って学習機会が奪われてはいけないという声もある。確かにそうだ。

 

勉強ができる子、好きな子にはどんどん勉強させたらいい。

 

……ただ娘はどうだろう?って思ってしまう。

 

この子の発達年齢は2歳半。発語はあったりなかったり、調子がいい時しか喋らない。

 

もしかしたら長時間数字を教えれば、数字の識別くらいは安定してできるようになるかもしれない。でもきっと足し算は難しいだろう。

 

自分の名前をひらがなでなら見分けられるようになるかもしれない。しかし名前をひらがなで書くのは難しいだろう。

 

難しいだろう、と書いたが、もしかしたら膨大な時間をかければ可能かもしれない。

 

……でもそれ、娘の人生に本当に必要か?

 

そらスキルは高い方が仕事の幅が広がるとは言え、コスパ(タイパ?)が悪いというか、限りなく優先順位が低い気がしてならない。

 

多大な労力を投資して少し学力が向上したとして、将来に何か大きな影響があるとも思えない。

 

数字を識別するよりもひらがなを覚えるよりも、多分もっと娘の人生の質を上げる方法はある気がする。

 

じゃあお前がやれよって言われたら困るし、こういう考えこそが娘の学習機会を奪っているとも言える。

 

いやね、単純に娘にとって六時間目まで次々に何かしらの勉強タイムになる学校という場所が、ついていけるかというより、この時間面白いかな?って思ったんだよ。

 

客観的に見て、娘のレベルが他のクラスメイトと比べても決して高くないからかな。

 

そう書いてて、娘のレベルが低いと限界を決めてしまっている自分が悪い気もするし。なんと言っていいやら。

先生に聞いてみた

何か不安はありますか?と面談で聞かれたので素直に聞いてみた。

 

「……お話聞いてて思ったんですけど、中学部って楽しいですか?」

 

先生は戸惑いつつもにっこり満面の笑みで、

 

「楽しいですよ!」

 

と力強く言っていた。

 

ですよね。

だからといって

面談でも私から不安オーラがめちゃくちゃ出ていたはずだが、だからと言って日中は学校以外に娘の居場所はない。

 

もしかしたら授業が役に立って、将来的に役立つケースもあるのかもしれない。未来は誰にもわからない。

 

ただ娘のような重たい障害を持つ子ほど、独自のルートを辿らないと生き残れない気がしただけかな。

 

高等部卒業後は仕事どころか就労支援施設にも入れずに行き場がなくなる可能性も秘めている以上、切実な悩みではあるから。

 

……などと書いてきたけれど、私が娘にもっとも必要なことはまず身辺自立だと思っている。例えば着替えやトイレ、歯磨きなど。

 

ではトイレや着替えの訓練をひたすらやらされる学校は"面白い"のか?

 

それはそれはつまらなさそうだ。ストレス爆発して自傷行為まで始まりそう。

 

そう考えると、クラスのメンバーと何かしら共通の課題を通してコミュニケーションをしていくのは全然楽しそうな気がしてきた。

 

授業で得られる知識というよりは、授業を通して得られるソフトスキルに注目すべきだったのかもしれない。

 

楽しいですか?なんて何も考えずに聞いて申し訳なかった。

 

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娘(特支/小6)とのドライブ祭りが無事に終わった話

仕事がしたい呪いにかかってるとんぼである、ごきげんよう。

 

私がFP資格を取得したと耳にした親戚のおっちゃんが、保険の仕事を引き継がないかと提案してくれたそうな。引退する前に顧客を引き継ぎたいと。

 

条件は多分すごくいいんだろうけど我が家の状況を見る限りではできなさそう。

 

などと検討するまでもなく、義母が怒って断ったんだと。とんぼ一家の状況なめんなと。

 

さて、それでも一応は娘がいい感じになっている。

 

◆家族の紹介

ドライブがなくなった

少し前に娘が完全回復したと書いた。

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不安も消えて夜もそこそこに寝るようになった。

 

おかげさまで好調な状態は続いており、食欲もあれば発作も少ない。学校やデイでの活動も問題なくこなし、暴力もほとんど見られず夜も寝てる。

 

うーん、ここまで好調な娘を見るのは数ヶ月ぶりかもしれない。笑顔も輝いている。

 

おかげさまでドライブに最後に行ったのはもう一週間以上前。寝起きにドライブしなくていいという最高の朝を迎えている。

 

明け方は眠りが浅くなってモソモソと動くが起きることはない。

 

6時・7時・8時……と熟睡して、私が起きるまで娘は起きない。起きたくはないようでだらだらと寝てくれる。ありがたすぎる。

 

おかげさまでここ数日は9~10時間ほど寝てる。こんなにしっかり寝られるのはいつぐらいぶりか。

 

体全体におかしな症状が出てたのも、この生活が続けば治るかもしれない。

 

いやはやよかった。

今日明日はちょっとしんどいが

とはいえ家族のバランスを整えるのが私の役目のため、週末はちょっとしんどいな。

 

今日は寝起きからおやすみまで子供たちの誰かしらがずっと隣にいたし、明日は恵方巻きを作りたいと妻が言い出したもんで朝からその準備に追われる。

 

恵方巻きねぇ……と思わなくもないが、娘を喜ばせたいと言うから仕方がない。確かに喜ぶはずだから。

 

ただ妻と娘は長時間一緒にはいられないので、私が娘を見守りながら恵方巻きの準備をすることにした。買い物も。

 

……できるかね?

 

まぁできるでしょう。

 

とにかく週末はきつくて平日が待ち遠しい。いや、ドライブないだけ遥かにマシか。これまで毎週末は朝からドライブに行ってたから。

 

良くなってる良くなってる。そう自分に言い聞かせて早めに寝る。

 

◆生活改善記録

筆記開示217日目 +5分(累計2365)7つのコラム+ 1(累計217)

 

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娘(特支/小6)の誕生日祝いを兼ねて船に乗ってきた話

船の上のとんぼである、ごきげんよう。

 

息子は義母&義弟とスキー旅行に行ったため、置いてけぼりの残りの家族で離島に行ってきた。

 

船の上で暇なんで書いている。お、出港したぞ。

 

◆家族の紹介

誕生日って困る

娘の誕生日は数ヶ月前に終えた。

 

誕生会はやったし我々からのプレゼントも渡した。それとは別で、ありがたいことに私と妻の母親からもいくらかお金をもらってしまってね。

 

何か買ったらいいと言うが、買うものが思いつかない。本当にない。何を買っても娘が喜ぶ姿が想像できない。

 

重度の障害児である娘が遊べるものは限られてて、珍しいものでも遊ぶのは一瞬だけ。これまでもプレゼントを少しだけ触って終わりということもあった。

 

我々親からのプレゼントとしてお絵描きセットとシールは購入したものの、それ以外は何のアイデアも出ない。

 

そこで妻からの提案が。

 

娘には物より体験の方がいいのではないか?

 

確かに。誕生日プレゼントだからと言って物にこだわる必要はない。何を買ってもそこまで喜ばないのなら、どこかに連れて行ってあげればいいのだ。

 

ということで数ヶ月遅れになってしまったが、娘と共にフェリーに乗って離島に行くことにした。息子も旅行に行ってるんでちょうどいい。

 

小学生の頃にフェリーに乗ったような記憶がある。30年ぶりくらいかな。妻も同様だそうだ。

 

じゃ、行ってくる。

終わって

さきほど無事に帰宅したので続きを書く。歩き倒して疲れた。フェリーが着いた離島は特に何かあるわけでもないのだが。

 

赤ちゃんも一緒でね。離島で何をするか考えていなかったので、ベビーカーを持っていかず。常に抱っこひもで赤ちゃんを抱えたまま3時間近く歩いた。

 

歩いてる時は平気だったのに、帰ってきてからズドンと疲労が襲ってきてる。体力的な限界か。

 

娘は生まれて初めてのフェリーに乗って、新鮮な海鮮丼食べて、人が少ない島をひたすら散歩して。

 

精神は非常に落ち着いており、フェリーでも背筋をピンとして座ってた。海鮮丼ももりもり食べるし、文句も言わずに歩き回り公園では知らない子供を見て飛び跳ねて。

 

娘がここまで喜んでくれたら成功じゃないか。いい経験である。

島が意外といい

そんなミニ旅行話。写真は別にいいか。

 

離島までフェリーが出てるのは知っていたのに、行こうなんてまず思わないじゃないか。なんかハードル高いし。

 

しかしいざ行ってみると、住み慣れた街から離れた小さい島は思ってた以上に非日常感が強かった。人が少ないし潮風が強いし、島全体が公園のような感覚というか。

 

スマホのナビも使わずに役場でもらった地図を持っての散歩。冒険感あって楽しかった。

 

療育手帳で意外と安くフェリーも利用できたし、また行ってもいいかもしれない。

 

娘はてんかんもあるために飛行機で遠くまではいけないのだが、今回のような5~6時間で帰宅できるフェリーのミニ旅行でも全然楽しめるね

 

欲を言えば泊まりたかったけれど、明日は平日なんで。

 

とにかく娘が喜んでいてよかった。お疲れ様。

 

◆生活改善記録

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息子(小4)を無理にヤングケアラーにはしたくない話

これでブログ投稿2000記事になるらしいとんぼである、ごきげんよう。

 

最低でも1000文字は書くんで200万文字以上は書いている。一般的な書籍にして20冊くらいか。

 

ようやっとる、暇だったんかな。さて、息子の話。

 

◆家族の紹介

きょうだい児は難しい

息子は小4。その2つ上の娘が特別支援学校に通ってて重度の知的障害、発達障害、てんかんなどがある。

 

小4の息子が理想通りの娘のケアをするのはとても難しい。

 

ケアと言っても食事や排泄といった介助は無論させてない。療育的なコミュニケーションというのかな。

 

つまり娘に合わせた会話だ。ただ喋るだけなのに多分それがもっとも難易度が高い。

 

今朝、娘と息子が喧嘩になったとばぁばが教えてくれた。

 

朝食時、息子がティッシュを使って皿の横に置いた。そのティッシュは再度使うつもりだったのだろう。

 

そこで出てきたのが不安モードの娘。テーブルに置かれたティッシュが絶対に見過ごせず、ゴミ箱に捨てたくてたまらない。

 

衝動的に体は動き、ティッシュを掴んで走ってゴミ箱へ捨てる。

 

こんなん別にいいというか、私から見れば大したことのない話。

 

ティッシュがもったいない、もう一回使いたかったのに……とは思うけれど、そんなことで娘の行動を止めはしない。

 

そもそもどうせ止められないのだからスルーする、むしろ片付け上手だねありがとうとまで言うかも。娘の衝動的な行動を否定したところでプラスになることはない。

 

と考えるのは私が親だからで、息子は違った。

 

「オレのティッシュ勝手に触るな!なんなの!?」

 

とまぁそこそこに怒鳴っていたそうな。

 

気持ちはわかるんだよ。うざったいよね。でもそこまで怒らなくていいじゃないか……と、ばぁばは思ったらしい。

 

娘にはもう少し気持ちいい声掛けした方がいいよ、こういう言い方がいいんじゃない?と例を出して、息子はそれに倣って声かけして……何とかその場は丸く収まった。

 

そんな話をばぁばから聞いて、いやー、難しいですねぇと苦笑いしてた。

家族と過ごすこと=ケア

ばぁば的には、娘がストレスなく気持ちよく過ごせるような声かけを学んでほしかったのだろう。怒鳴るよりマシなルートがあるよと。

 

娘のストレスコントロールが重要案件なのは間違いない。暴力の増減に関わる。息子の怒鳴り声で娘の行動が改善されることはないだろう。

 

いやはや、難しいところだ。

 

娘のメンタルのためにこういった対応をしろ、と息子に指示すること(おそらくは提案するだけでも)は息子のメンタルに悪影響がある。

 

排泄や食事といった介助も担う未成年をヤングケアラーと定義するっぽいので、息子をヤングケアラーと呼ぶのは違うのかもしれないが。

 

娘に合わせたコミュニケーションをするのも立派なケアだ。これを息子にさせるなら息子も立派なヤングケアラーだと今は思うわけです。

 

今私の中では、親は安全基地になることを目指すべきだと考えている。あーだこーだ言わずに、安心して帰ってこられる場所。それが親であり、そして自宅である。

 

でも我が家にはケアが必要な存在がいる。もしそのケアを押し付けられたとしたら?

 

親ならまだしも、子供ならやはり疲れてしまうだろう。

 

「なんでオレが?」

 

そう思うのは仕方がない。

 

例えば無理にケアをお願いするのではく、子供同士の喧嘩だから放っておく手もある。

 

子供同士で喧嘩するのも勉強のうち、それも娘のためになる。

 

そんなことを過去に医者から言われたこともあるが、ケースバイケースだろう。

 

今の娘を見てみなよ。不安が強すぎて顔が怖いじゃないか。冷や汗かいてるっぽいんだよ、こんなに寒いのに。

 

そんな状態の娘に強く当たって喧嘩になって、一体誰が何を得るというのだ。

 

息子はただ邪魔されてストレス溜まって怒って、娘は無我夢中で体が勝手に動いて、それで怒鳴られて、攻撃されて、自己嫌悪して。

 

これお互いにとって学びになる?ただ苦しいだけじゃないのか?

 

子供が子供として生活できないのは息苦しい。でも娘は見てられないくらいにかわいそうでもある。

 

だから、難しいですよねぇと笑うしかなかった。

距離をおく

一応、暫定的な答えがある。それは、娘と息子の間に適切な距離をおくことである。

 

平たく言えば、一緒にいる時間を減らすのだ。

 

少し前に書いた通り、娘の不安が爆発するまでは私が娘の相手をほぼ一対一でやっていた。

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妻はもちろん、息子も娘とほとんど会わなくなった。夜に皆が帰ってくる前に私と娘は先に就寝してしまうからだ。

 

するとどうだろう。ほぼ別々の生活が一週間以上続いた頃、寝る前に息子が言っていたそうなのだ。

 

「姉(娘)はいつも夜にパパと二人だけで寂しくないのかな」

「オレはママもばぁばも弟(赤ちゃん)もいるのに」

「オレ、姉と一緒に絵本を読んでもいいよ」

 

ほう、珍しいことを言うもんだ、と少し驚いた。そういえば妻も似たようなことを言っていた。

 

「娘と会う時間がないから寂しいよ」

 

ほうほう、君も珍しいことを言うね。

 

一緒にいすぎたら窮屈で怒鳴りたくもなる存在でも、離れたら離れたで寂しくなったり思いやりの気持ちが湧き出てくるものだと知った。

 

息子に無理にヤングケアラーとして動けとは言いたくないが、自発的にケア的な対応をしてもいいと言うなら少し話も変わってくる……かな。頑なに断るもんでもないし。

 

まーそんな理想的な環境を継続して作れるか。このバランスがね。

 

先週は妻と離れすぎて娘の心がボロボロになってしまい、次は娘と近すぎて息子がぶちぎれてしまった。あと妻もぶちぎれてた。

 

慈悲の心が芽生えるのは時間がかかり、消えるのはあっという間だ。

 

一緒にいる時間は制限しつつも離れすぎないような生活スタイルを構築するしかないんだろうけど。

 

……難しいですよねぇ。

 

しばらくはそれを探る旅路だね。

 

◆生活改善記録

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娘(特支/小6)、とても久しぶりに朝まで寝てくれた話

久しぶりに寝たとんぼである、ごきげんよう。

 

夜に邪魔されずに寝たのってどれくらいぶりだろう。普通の睡眠ってこうなんだよね、すっかり忘れていたよ。起こされるのが当たり前になっていた。

 

いい寝覚めで頭の重みもかなり解消されている。ありがたい。

 

◆家族の紹介

娘、絶不調

最近は娘の不安があまりに強すぎて登校拒否までするようになった。今週は二日休んでる。

 

これはもはや強い愛着で結ばれた母親である妻にしか解決できない問題なのではないか。誰もがそう思った。妻との距離を離しすぎた説。失敗した。

 

聞けば支援学校で娘を担当してる先生もしばらく休んでいるとか。ダブルパンチで精神やられてしまったのではないか。

 

そこで昨日、妻は仕事を休んで娘の相手をすると言ってくれた。一度学校には登校させ、給食後の13時には早退させてそれから一緒に過ごすとのこと。

 

いい案だ、本当にありがたい。昼から夕方まで、妻と一緒に過ごせば娘の不安も大きく改善される可能性がある。

 

色々あって喧嘩しつつも、妻は夜まで娘とずっと一緒にいてくれた。

 

正直妻と娘のやりとりは気持ちのいいコミュニケーションばかりではなかった。妻が喧嘩腰になる場面も何度かある。

 

それでも娘にとっては癒しの時間だったのだろう。

 

その夜、何週間ぶりか何ヶ月ぶりか、娘の寝つきは最高によかった。さらに朝までぴくりとも動かずに、寝た。爆睡してくれた。

 

私も久しぶりに夜に寝た。寝られた。夜に寝られるってこんなに幸せなことだったんだ。

 

忘れてたよ。ありがたい。

愛着って難しい

そんなわけで、私一人で娘の対応をしていたらこんな落とし穴があったとは知らず。失敗を悔いているお話。

 

私と二人で、娘の生活上のストレスはなかったはずなんだ。暴力は劇的に減った。笑顔も増えた。楽しい時間も増えて娘の強度行動障害は改善される。そう確信した。

 

しかし強い愛着で結ばれている母親と引き裂かれたことによるダメージは、適切な対応でどうにかできるものではなかった……ということか。

 

愛着が持つ力を見誤っていたかもしれない。特に娘は発達年齢が2歳半だから、愛着パワーの影響力は想定以上のものなのかも。

 

そう考えると、寄宿舎や施設といった選択肢はちょっとな……と思ってしまう。

 

などと書いてきたが、まったく別の要素によって娘の不調が発生した可能性は捨てきれない。てんかん、気圧、薬の副作用などなど。

 

まあ我々にどうしようもない部分のことを考えても仕方がないので、とりあえず妻には毎日30分でもいいので娘との時間を頑張って作ってもらえたら助かる。

 

今日も寝る前に一緒に過ごしてくれて、今もスースー寝てる。本当に助かる。

 

そういえば学校に行けなかった娘とドライブがてら私の実家に寄ったら、母から「あんた、目がイッてるけど大丈夫なの?」と言われた。

 

限界だったと思われる。ギリギリかな。

 

今後も妻と娘が長時間一緒にいることは難しいかもしれないが、何とかお互いに心のバランスを保ってくれるラインを探りたい。

 

◆生活改善記録

筆記開示210日目 +5分(累計2330)7つのコラム+ 1(累計210)

 

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娘は寝ないし息子は熱出すしこれが地獄か話

ハゲそうなとんぼである、ごきげんよう。

 

あまりにストレスが凄すぎるのか、リアルにめちゃくちゃ髪の毛が抜けるんだが。私の頭頂は大丈夫なのかと心配である。

 

風呂場の排水溝と、脱衣室に落ちる髪の毛が怖い。

 

さて、久々にPCを触ってる。隣に揺れる娘がいるのであっさりと書きたい。

 

◆家族の紹介

やばいぞ

昨日の段階でかなり限界に近かった。娘は深夜から何度も起きて、5時前には家を出てドライブに出かけた記憶。

 

帰ってきてからも休む暇はない。息子の誕生会をやった話は昨日書いた通り、非常にいい空気で一日が終わった。死ぬ気で頑張った。

 

全然寝てないから疲れ切っていて、一日がやっと終わったことでホッとしてたんだけど。

 

その夜もやっぱり娘は寝なかった。これまでの娘の中でもトップレベルで不安そう。かわいそうだができることなんてほとんどない。

 

でもかわいそうだと思うのは最初だけだよ。きつすぎて人の心配なんてしてられない。

 

昨晩は寝かしつけに2時間近くかかって一緒に寝落ちした。

 

しばらくは寝られたのだが、暗闇の中でいきなり布団をひっぺがされて起きる。

 

あーまた娘が起きたか。今何時だと確認すると2時。2時て。

 

それから布団を何度か引っぺがされながら二度寝ができたのだが、4時をすぎるころに娘は完全に覚醒した。ベッドから逃げて行こうとする。

 

体が動かないからもういいや放っておこうと思ったら、逃げていく前に私の布団だけははぎとらないと気が済まないようだった。

 

いやいや寒いから眠いから。何が何でも布団にくるまりたい私と、何が何でも布団をはぎとりたい娘の無言の攻防が続く深夜4時。

 

これもうさ、絶対に娘は諦めないんだよ。攻撃はしてこないけれど全身全霊で布団を引っ張ってくる。アラフォーの私の全力に匹敵する力だ。

 

歯を食いしばって布団をとられまいと頑張ってたんだけど。

 

……いくら何でも4時にこんなことやってる現状がバカらしくて笑ってしまって。

 

目も覚めたんで起きてドライブに行くことにした。

ちなみに妻から心霊スポットには行くなと怖い顔で言われてしまってね。暇なんだよな、朝まで一体何をしろというのか。

 

コーヒー飲んでオーディオブック聴きながら色々ぐるぐるまわって8時ごろ、自宅に帰る前に妻からLINEがあった。

息子も熱をだす

息子が部活に行ったことの報告LINEかと思ったら、なんと息子が深夜に39度の高熱が出てたとの報告。

 

私が娘と無言の攻防をしてる時、妻は別部屋で息子の高熱の対応をしていたらしい。

 

一応深夜に悪寒+高熱だっただけで朝にはほぼ平熱まで下がっているとのこと。

 

しかしインフルエンザも流行っているし、息子のクラスは十人ほどが休んでいるらしくて学級崩壊寸前らしい。なら息子もインフルの可能性がある。

 

 

……

 

 

しんど。

 

 

かわいそうなんて考えは浮かんでこなかった。しんどい。

 

ここ数日、毎晩毎晩まともな睡眠はとれてない。昼に寝る時間もない。

 

夜間だけでなく娘の不安は起きてる間もずっと続いている。昼寝なんて絶対にしないだろうし、テレビも見ないしお絵描きもしないし絵本も読まない。

 

息子は念の為、隔離対応をせんといかん。赤ちゃんもいるからうつすわけにもいかんだろう。

 

そして娘は誰かと共存できる状態ではない。

 

熱が下がったはずの息子もどこかぼーっとしていて、一時的だが返答が噛み合わず少しおかしくなっていたという。インフルエンザの異常行動の一種か?

 

もはや何が何だかわからないが、私は娘と二人きりで一日を過ごすことになって……何が何だかわからないがもう夜になった。

 

昼過ぎまでは頑張ったけれど、眠くて死にそうだったので娘に何度も邪魔されながらも無視して寝た。1~2時間は寝られたか。

 

多少は回復したと思いたい。

何が絶望って

さて、何が何だかわからないながらも今日一日を乗り越えて夜になったわけだが、ここで一日が終わらないのが問題だ。

 

きっと今晩も娘は寝ないだろう。

 

今日は終わらない。終わらないままで続いていく。夜に一区切りつけられないことがここまで絶望させるのか。ここから長い長い夜が始まるなんて信じられない。

 

数時間後にはドライブに行っている可能性すらある。

 

まーでもさっき少し寝られたんで何とかなるだろう。一応、夜になって娘も少しはテレビが見られるようになってきた。相変わらず不安そうだけど。

 

息子の異常言動も気になるし、赤ちゃんへの感染も気になるし、娘の不安の強さもあれだし、もはや何をどう動くのが正解なのかわからない。

 

とりあえず私よりも娘の方が寝てないはずなので、20時には寝室に誘導してみることにする。

 

気合を入れて寝よう。

 

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初めて娘の爪を切った話

最近忙しすぎるとんぼである、ごきげんよう。

 

ブログどころかゆっくり食事する暇もない。夜間の睡眠の質も悪くて鈍い頭痛がある。今週乗り切れば何とかなるか。

 

ブログに書きたい重たすぎるテーマがいくつかあるけれど、疲れて無理なんでちょっとした小話を書く。爪の話。

 

◆家族の紹介

娘の爪、初めて切る

特別支援学校に通う娘(小6)は、自分で自分の爪が切れない。

 

いや……切れないんかな?やらせたことないんじゃないか?

 

でも痛みに鈍感だから肉を切る可能性があり、ボタンを留めるのも難しいようだから爪切りは難易度が高いか。

 

ただ爪は切らないと伸びていくから、自分で切れないなら誰かが切るしかない。特に怒ると手が出るために娘の爪切りは最重要案件である。

 

そしてその担当は今まで妻だった。

 

思えば、妻は定期的に娘の爪切りをしてくれていた。どんなに忙しくても喧嘩して怒ってても爪切りはやってくれてた。

 

妊娠中で別居してた時も、夜には一度顔を見せていたので切ってくれてたんでしょう。

 

……ってことに今日改めて気づいた。

 

先ほど、夕食後に娘とお絵描きしてたら娘の爪がやや伸びていることに気づいた。

 

爪が長いと学校やデイでも迷惑かけるし私も夜間に引っ掛かれるし、伸びすぎだなーとは思った。それなのにまぁいっかとスルーしようとした。

 

だって切ったことないから。妻がずっとやってきたことで、私がやることリストには入ってない。

 

……いや?でも待てよ。

 

現在、妻と娘はほとんど顔を合わせない。朝の送迎で10分ほど一緒にいるだけ。妻も出勤のため急いでいるから爪を切る時間はどこにもない。

 

次に妻と娘ががっつり会うのは日曜日か。そして今日は水曜日。

 

ここで気づくよね。

 

私がやるしかないのか。

 

思えば結婚してから7年近く一緒に住んでるのに、娘の爪切りなんておそらく一度もやったことない。リアルに一回もやったことない可能性がある。

 

今まで妻が黙って当たり前のようにやってくれていたんだなぁと感謝した。感謝の爪切りである。

スムーズでした

でまぁ覚悟を決めて、恐る恐る娘に声かけしたんだけども。

 

意外や意外に娘の拒否はゼロ。

 

爪切るよと声かけたら大人しく両手を出して待ってくれてるのでスムーズに終了。肉を切らないか心配だったのに、まったく動かないから簡単だった。

 

地味に緊張したのでほっと一息。と思いきや、娘は当然ように足をあげてつま先を私に向けてきた。足の爪も切れと。

 

……あぁ、妻は毎回足の爪も切ってたから習慣になってるのか。そうか。確かに足も重要か。蹴られたら痛いしな。

 

観念して足の爪を見ると、足は大丈夫そう。全然伸びてない。すでに深爪レベルでどこ切っていいかもわからん。

 

でも「伸びてない」とか「足はいい」なんて言ったら娘の逆鱗に触れそうだったので、娘の足の爪を切るふりをして自分の手の爪を切った。わざとパチンと音をならして。

 

そんで「できたよー」と声かけると、無事に生還できました。

 

といった感じで、地味だけど神経使う仕事であった。

 

妻に改めて感謝である。爪切りに関して妻にお礼を言ったこともない気がするので、今後は爪を切る妻を見たら意識して感謝を伝えていきたい。

 

当たり前のようで当たり前ではない案件だった。おわり。

 

◆生活改善記録

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夜間の暴力から身を守るアーマーをポチったぞ

22時になってやっと一息つけたとんぼである、ごきげんよう。

 

今日は長かった。子供が二人と三人では全然違う。忙しいというより単純に費やす時間が増えすぎて日々をこなすのに精一杯である。

 

もう眠くて眠くて、久しぶりにまるで書くことがないので簡単に。

 

◆家族の紹介

アーマーをポチったぞ

つい昨日、ネットでついにポチった。夜間、娘の攻撃から身を守るためのアーマーを。バイク転倒対策のプロテクターらしい。

 

これ。

 

ソルジャーやんけ、面白すぎる。届いたら写真をあげる予定。

 

問題は寝られるかどうか。ごつごつしすぎて寝られない可能性がある。横向きなら意外といけるかな?

 

とにかく着てみるまではわからん。届くのが待ち遠しい。

おわり

夜間の睡眠は死活問題だ。眠れない日々が何年も続くと早々に死にそう。

 

しかし痛みと苦しみさえなければ別に大した問題でもないので、なんでもっと早く買わなかったのかと今は思う。

 

多分。こんなん着て寝てるやついないだろって常識に縛られている。馬鹿げているというか、ここまでせんでいいだろというか。

 

でも実際にぼこぼこ蹴られてるからね。

 

夜間の恐怖が軽減するのが今から楽しみである。早く届いてくれ!

 

◆生活改善記録

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娘(特支/小6)と二人だけで丸一日過ごし、ノー暴力でクリアの話

娘しか話し相手がいないとんぼである、ごきげんよう。

 

土曜日の夕方から月曜日の朝までずっと二人だった。36時間二人だけ。他の家族と完全に別れて行動している。これを書いている今も二人だ。

 

なんとなく納得いかん気持ちは正直あるが、孤独ってのはこういうことさね。それに対応自体は問題がない。

 

◆家族の紹介

クリアはした

日曜日、朝起きたのが8時。ちょうどいい時間。家族も起きてくる時間なので、顔を合わせないように早々に出かけることにした。

 

「暴力癖のある障害児と朝からドライブ」から受ける印象が悪いと最近書いたので、メインを公園巡りとして旅に出る。

 

二つくらい寄ったかな。

娘はご機嫌で問題なし、一度も暴れることなく無事に帰宅した。3時間くらいの外出か。

 

その後誰もいない自宅に戻り、娘とだらだら一緒にテレビ見て料理してご飯食べて……危機一髪だった案件もあり。

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落ち着いたら昼過ぎからお出かけ。今度はウォーキングを目的として旅に出た。

 

娘と1時間近く歩いて、途中シールを買ってあげたりおにぎり食べたりして。

 

帰宅したのは18時ごろ。風呂入って、一緒に絵を描いて、テレビ見て、ご飯食べて絵本読んで、20時に就寝。

 

娘と遊び回って一日が終わった。

 

……といったただの日記なんだけども、驚くべきは一度たりとも娘から攻撃を受けていないこと。

 

手前味噌な話ではあるが、私の対応は非常にバランスが取れていると思う。

 

娘が声に出して要求したものには即座に対応してる。せっかく言葉にできたのだから応答率は最大限高めてやらないといけない。

 

また口に出さずともジェスチャーで「やってほしい」アピールをしてきたものも、気づけばできるだけ対応してる。

 

でも娘が自分でやろうとしてるものには一切の手を出さない。あとよほど危険なものじゃない限り止めもしない。ただ見てる。

 

じゃあ何でもありかといえばそうではなく、トイレ後の手洗いやら風呂上がりのドライヤーはやってもらう方針で声かけている。

 

完璧は目指さず、100%でなくともいい。ドライヤーも逃げ出すほどやりたくないならやめる。

 

みたいな感じかなぁ。

 

ある程度の信頼関係ができつつあるので、声かけには素直に従ってくれる率は高い。怒ることもない。

 

というか強度行動障害の娘が攻撃しない1日があったってことがどれほどすごいかってことよ、自分を褒めたいね。

 

医者が否定しなかったとはいえ、強度行動障害という言葉を使うのが申し訳なくなるくらいには調子が良い。

でも持続不可能

といった自画自賛では終われないのが現実か。

 

普通に持続不可能な生活だなこれは。だってこんだけ頑張って一日過ごしても、夜間の睡眠はぐっずぐずだから回復しない。

 

夜間の攻撃頻度も攻撃強度も確かに改善傾向が見られる。でも安眠はできない。定期的に起きて布団をはがしたり起き上がったりくっついてきたりする。

 

昨晩も1時ごろから朝まで定期的に起こされた。

 

不安なのはわかるしくっついたら落ち着くのもわかるんだけど、くっつきたくない。

 

私が動いたら娘も動く。だから動けないし、腕に腕を乗せてきて重いし痛いし窮屈だし本当にいやだ。

 

でもくっつかないと蹴られるからくっついて、隙を見て離れたらしばらくして引っ張られて起こされる。とてもしんどい。

 

こうやって体力と気力を削られていずれ対応できなくなるだろう。つまり持続不可能である。

 

あとはネタ切れもあるよね。デイや学校で過ごす日々があるから乗り越えられただけ。これが毎日朝から晩まで一対一となったら無理だ。私もきついし娘もきつい。

 

うーむ。まぁでも、自傷も他害もパニックもなく、自宅に閉じこもっていたわけでもない。

 

それなのに大きく社会に迷惑をかけることもなかった。改善点はあるけれど対応自体は大きく間違っていないのだろう。

 

まぁ一対一だからね。一対一ならこれくらいできないと困る。あとたまたま機嫌がよかった説もある。

 

そういえば夜間の不眠・不安がひどいと医者に訴えた結果、本日から精神安定剤が微増となる。極々少量ではあるものの、少しでもいい効果があればと願っている。

 

せめて夜に寝られれば、持続可能な生活に一歩近づくんだけどねぇ。

 

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