ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

学校もデイも休みの娘と半日一緒に過ごして家庭教師をしてみた話

娘が昼寝している間にこれを書いているとんぼである、ごきげんよう。

 

活動内容に差がある娘と息子を一人で見るのはつらく、義母が娘を長時間見られない。そこで、基本的に私は娘と過ごすことになった。

 

コロナが落ち着きを見せるまでこの生活を続けていく予定。ただ娘も本来なら学校で色々と学んでいるはずだから、放置というわけにはいかんのだ。

娘と一緒に過ごす1日

朝から叩きまくる娘、薬も投げてイライラが半端じゃない。さすがにこの状態で義母は面倒を見られない。というか、私でも見られない。

 

仕方がないが、子供たちと一緒に義母宅へ向かい、息子だけおろして娘と二人旅へ出かける。

0校時体育

世には0校時体育というものあるらしい。運動が脳を発達させるのだけど、授業の前に運動をすることで成績が上がったとかなんとか。

 

娘はがっつり勉強をする予定はないが、やはり軽くでもいいから運動はしておきたい。そこで二人で散歩。

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最初はイライラしてた娘も、歩けば歩くほどににこにこ。誰もいない散歩コースなので大声を出しても問題なし。声かけしながらただただ歩く。

 

こんな細い部分をバランスをとりながら歩かせてみたり、走ってみたり。

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うーむ、いい運動であった。私のストレス解消にもなる。

教科書がわりの本を読む

特別支援学校から教科書としてもらってきた言葉の絵本も読み聞かせをした。

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「食べる」「ふく」などの動詞や「おはよう」「いってらっしゃい」といった挨拶が、イラストと文字で描かれている。

 

動詞を教えるってことなんだろうけど、意外に難しい。歯磨きの絵をさすと、娘は「はーみーがーきーごしごしごし!」という。だが答えは「みがく」だ。

 

間違っちゃいないから声かけが難しい。動詞という概念を果たして理解しているのか。なんて説明していいかわからない。

 

とりあえず「そうだね、ごしごしごしだね。じゃあ、『はを〜???』(みがくジェスチャーをする)」くらいやると、「みがく!」と答えてくれたりした。

 

使い方が当たっているのか、ようわからん。ハンバーガーをさしたら「ハンバーガーキット!」というのも、なんて言っていいかわからん。

塗り絵をさせるとペースが早すぎる

10分ほどで娘の集中力が切れたので今度は塗り絵の本。だが娘はじっくりきれいに最後まで塗る気がゼロだ。

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しっかり塗るように声をかけても、あまり集中がもたないようす。飽きたら次へ、飽きたら次へとどんどん進んでいく。ペースが早すぎる。

 

たったの20分ほどしかやっていないのに、120ページある本の半分まで手をつけてしまった。ほぼすべて半端な塗り方で、もったいないと感じて途中で止めたら怒っていた。

 

本はダメかもしれない。1枚ずつわかれた塗り絵をプリントして渡さないと、次があると思ったら集中してくれないっぽい。要検討。

限界が早すぎる

そんなこんなで3時間ほど娘の家庭教師をしたところ、お昼前にはすでに目つきが悪くなり、ちょっとしたことで爆発するようになった。

 

ここまでがっつり1対1で接すると、娘の状態や機嫌の変化がよくわかる。

 

運動して本を読み、塗り絵をして。娘は脳も体も疲れ切ってしまったのだと思う。体力お化けの息子とは正反対で、あっという間に限界がきてしまったのだ。

 

あまり詰め込みすぎない方がいいかもしれない。ゆっくりとしたペースで、少しずつやっていくのがいいのだろう。

昼寝が長い娘

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そんな半日の話である。ここまで書いた今もお昼寝しているが、もうすぐ2時間になるのでそろそろ起こそうか。

 

もともと体を上手く動かすことも難しかった娘。ちょっとした散歩だけでもかなりの体力を使ったのかもしれない。活動量の調整が難しいな。

 

朝に暴れ回る娘が、夕方にデイから帰ってきたらぐったりしてる理由がわかった気がする。

 

今後は昼寝や休憩を挟みつつ、少しずつ新たなことに挑戦させていきたい。さて、午後はなにすっかなー

 

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本来なら小学校に通っている息子に勉強を教え始めてわかったこと

ここまで子供たちとがっつり過ごすのも久しぶりのとんぼである、ごきげんよう。

 

普段なら学校やデイをフルで利用して、遊ぶと言えば週末くらい。大人と遊ぶより子供たちと遊んだ方がいいと判断しているが、今やそれすらできない。

 

着替えや塗り絵、運動などの遊びが授業となる娘と違い、息子は文字や数字の勉強が始まっている時期だ。

 

休校だからといって、ひたすら遊ばせておくわけにもいかない。

息子に本気で勉強を教える

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勉強なんて必要だと感じるならやったらいいんじゃないの?程度で放置してきた我が家だが、「パパは勉強が好きだ」と擦り込んだ結果、息子も勉強が好きだと言うようになった。

 

一番大きいのは、幼稚園時代にちょっとした勉強もさせてくれる預かりにいたことか。小学校入学前に、足し算引き算、ひらがなカタカナは頭に入ってしまったようである。

 

なんとなく日常的に文字も読むようになってきたし、暇な時に算数クイズを出したら正解率もあがっている。

 

そして今回の休校措置。せっかく教えるのだから、入学前に一年分を頭に叩き込んでやるぞ!と奮闘してみたのだが、意外に難しいな。

息子一人では勉強できない

息子が義母宅で算数ドリルをやってきたというのでチェックしてみると、簡単な計算は当たっているが、文章をしっかり読まないと答えられない問題はほぼ間違い。

 

義母はご飯を作るのに忙しくて、勉強を見られる余裕がなかったという。

 

「オレはできるよ」「かんたんだよ」などとビッグマウスな息子なので放置でもいけるのかなと何となく感じていた。まぁそんなことはなく、普通に間違っている。

 

ひらがなは読めても文章を読むのは面倒らしい。当然っちゃあ当然だが、一人きりで勉強は無理ゲーだ。

娘がいると勉強できない

勉強に集中するための要素は色々あって、娘がその場にいることも集中力を奪ってしまう。

 

娘は勉強中の息子の鉛筆を奪ったり、ノートに絵を書いたり叩いたりと邪魔ばかりする。邪魔をしてるつもりはないのだろうけど、気が散って私も息子も疲弊する。

 

教えるなら、息子一人に教える人が一人。これじゃないと、勉強にならないと知った。

短時間しか集中がもたない

もともと6歳の息子の集中力に期待はしていないので、ポモドーロテクニックを使って25分の勉強と5分の休憩で勉強をしてみた。

 

すると20分をすぎた頃から、「あとなんぷん?」の嵐。本人が気に入って使っているキッチンタイマーを何度も何度もチェックして勉強にならない。

 

なので20分+5分の休憩としてみたところ、非常にいい感じである。息子の集中が途切れる前に勉強が終わる。もう少しやりたいような感じ、悪くない。

 

小学校って今45分授業かな?よく耐えられるな。

難しすぎると集中がもたない

息子は簡単な算数の問題ばかりやりたがる傾向がある。が、わかっている問題を何度もやっても仕方ない。少し難しいところに手をつけるべきだろう。

 

そこで、苦手らしい文章を読ませまくったところ、めちゃくちゃ嫌な顔をして、頬杖ついて、ペラペラページをめくって、集中力がごっそり持っていかれてしまった。

 

読めるとはいえ適性レベルではないと判断し、適当な3~5文字の単語を紙に書いてクイズを出すという勉強法にシフト。

 

好奇心を刺激するため、ドラゴンボールや鬼滅の刃のキャラクターの名前をひらがなで書きまくった結果、息子の集中力もそこそこキープできたまま時間が終わった。

 

今後も取り入れたい。

鉛筆の持ち方がよろしくない

黙ってられないくらいに息子の鉛筆の持ち方が悪いことに途中で気付く。親指と人差し指と中指で鉛筆を力強くつかんで、とても書きにくそう。

 

これからの土台になる部分だ。算数の問題を解いてもらいながら、鉛筆の持ち方もあわせて指導したところ、鉛筆の持ち方も算数の問題もくっちゃくちゃに。

 

あぁそうか、これはマルチタスクなんだ!!と気付き、鉛筆の持ち方を練習する単独の時間を設けることにした。

 

前はきれいに持っていたのに。癖になったらつらいな。

他にも色々やってみている

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勉強中は当然テレビは消すし、テーブルの物はすべて片付け。興味を引くものが目に入らないようにした。

 

5分の休憩中はベランダにでて草花に水をあげてもらったり、家の周りを一緒に走ってきたり、相撲をとったり。

 

勉強中の環境音が耳障りなので、スマホで雨の音を流して環境音をかき消しながら集中力アップをはかるとか。

 

息子が間違っても怒ることなく、ふざけてぐしゃぐしゃに書いても怒ることなく、「まぁいいんじゃないの」精神で正解を教えつつなんとかやっている。

 

以前に、小学校へ持ってきちゃいけないアイテムが多すぎる!ノイローゼか!って記事書いちゃったけど、確かに徹底して排除すべきだわ。

 

一対一でこれなら、数十人いる1年生のクラスなんてカオスだろうね。

 

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コロナで休校になり、仕事どころかブログすら書けなくなってきた話

毎日イレギュラー尽くしでしんどいとんぼである、ごきげんよう。

 

コロナの感染が爆発しつつある昨今。家族を守ろうと対策を打ち出しているものの、現実はかなり厳しい。

ブログも書けなくなってきた

自宅警備員に見られがちな私も、うつ病を乗り越えたここ数ヶ月は家計を支えるために結構な時間を費やしている。

 

朝8時から17時ごろまでがっつり仕事して、ご飯作ったり片付けしたりとそれなりに忙しい日々を送っていたのだ。

 

だがコロナ問題が始まってからはどうだ。まずは娘の支援学校が早々に休校延長になり、息子の小学校の入学式も延期。学童もデイも休ませ、子供たちが毎日おやすみ状態に。

 

家族が大変な時に仕事を気軽に休めるように。

 

この思いから自宅で稼げるようにがんばっていたのだが、毎日元気な子供たちが家にいると仕事どころではない。

 

せっかく続けていた(自分の)勉強時間の確保もできなくなり、もちろん仕事をする時間もなくなった。1年半毎日更新し続けているこのブログを書く時間すら見つけるのに苦労する。

 

娘や息子の勉強を見ながらブログを書くのはなんか違うし、非常に微妙なところである。

 

子供たちが寝てからブログを書くことになりそうなのだが、毎日長時間子供たちと接すると、ストレスもたまりまくる。

 

イライラすることなんて山ほどあるけど、その場で何とかストレスを処理して対応を続行。処理しきれなかった部分は夜間に処理する。

 

瞑想、筆記開示、セルフコンパッション。とにかく毎日毎日、新たに湧いてくる思考の歪みやストレスへ対応していかないと身が持たない。

 

さらに以前は1週間に1度作っていた完全なる休みも消えた。まさか義母に子供たちを任せて私だけ自宅で休日を満喫するわけにもいかない。

 

夜にストレス対策もしたいが1日頑張ったんだから少しは遊びたいし、かといってブログも書かなきゃならない。睡眠時間が削れすぎると精神が崩壊する。

 

うーん、ちょっときつすぎないか。こんなクソみたいな垂れ流し文章しか書けなくなってきたぞ。

しかも先が見えない

休校措置はさらに延長し、GW明けまで休校となったらしい。GW明けまで我慢すれば……という希望があるかと思えば、そんなこともなさそう。

 

自粛を要請されて街にいる人の数は減っているけども、感染者の数は右肩上がりで増えている。いつになったら減少傾向になるんだろうか?

 

少なくともGW明けに収束していることはなさそうだし、収束していなかったとしたらどうなるか。

 

コロナの新規感染者が確認されつつも学校を再開するのか。

オンライン授業に切り替わり自宅で授業を受けられるようにするのか。

さらに休校延長するのか。

 

うーん、微妙だ。まだマシなのがオンライン授業に切り替えてくれることだが、うちの地域ではそんなものを導入する気配はない。ただただ休校延期してるだけ。

 

教科書配ってあとは各家庭でやってね、という感じ。ならば親か祖父母が家庭教師になるしかないのだけど、いつまで続くんだこれは。

 

コロナの感染爆発が収束する未来が見えない。コロナを収束させる具体的な対策も見えない。収束が無理なら無理で仕方ない。日本にそんな力がなかっただけだ。

 

でもそれならそれで、新たな方向性を示していただかないと困ってしまう。もしかしたら世界のどの国も、この先のことなんてわからないのかもしれないが。

 

うーむ、これはさすがにまずい状況だと思う。もはや元の生活には戻れない覚悟をするべきかもしれない。

 

子供たちがこれから先何ヶ月もずっと自宅学習という前提で、生活を組み立て直さなければならない、かも。

 

うへぇ、なかなかやね。ステップファザーになる覚悟はしたが、まさか子供たちの家庭教師を毎日やるなんてさすがに想定外なんだが。

認識を変える必要がある

目下の問題は子供たち二人が休みであること。勉強を教えるにしても、性質が違いすぎて二人一緒に見ることは不可能なこと。

 

妻は福祉関係なので仕事を休むことはない。限界ギリギリまで働くことだろう。妻が支えている命があるのだから、それはそれでいいと思う。

 

だから義母と私の二人体勢で見ていくしかない。見るにしても、義母も私も妻も、もちろん子供たちも、健やかに過ごせるように。

 

私も平日にがーっと集中して勉強や仕事してたりしてたけど、隙間時間でやるようにしなきゃならんかも。新たな世界に適応するべく、新たな生活パターンを組み立てていきたい。

 

ひーしんどい。

 

ちなみに、私は完全なる危険厨。最悪のケースを考えた上で対策をとっている人である。その方が安心するから危険厨をやってるだけなので、実際どうなるかはご自身で判断されたし。

 

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娘に車内で頭を掻きむしられながらも、娘の愛情を少し感じられた話

娘の感情のポイントを一つ認識したとんぼである、ごきげんよう。

 

最近はコロナコロナで息子も学童を休み。デイは開いてるけれども、娘のデイも休ませることになった。二人の子供が毎日休みなのはなかなかのもんである。

 

しかも今までできたことも自粛しなきゃならないから、余計に面倒だ。

車内での話

できるだけ人との接触をさけて不要不急の外出を避ける生活が続く日々。それでも買い物の必要はある。

 

以前は妻と子供たちの3人で行ってた買い物も、さすがにもう子供たちを連れてスーパーに行くのは違う気がする。子供たちはいつ何を触るのかわからない。

 

そこで、車で子供たちを待機させるために私も一緒に行くことにしたのだが。妻が手作りのマスクで買い物に行ったあと、車内に残された3人は暇で暇で仕方がない。

 

最近、私と息子の仲は良好である。毎日のように数時間外で1対1で遊んでいるし、学校にいけないので勉強も教えている。

 

それもあって、息子が私にべったりだ。後部座席から助手席にいる私の方まで身を乗り出して、CDを触ったり好きな話をしたり。

 

最近はこんな感じにも少し慣れてきたので適当にあしらっていたら、スルーできない人がいた。娘である。

 

自分も前の方に行きたいのか、はたまた身を乗り出して父とはしゃぐ息子が邪魔なのか、息子を思いっきり蹴り出した。もちろん靴も履いてるぞ。

 

「やめて!息子を叩くなら私を叩いて!」

 

などと冗談っぽく娘に注意したら、本当に私を叩いてくる。

 

手を叩いてくるだけかと思ったら、がっと腕をつかんでぎぎぎーっと思いっきり引っ掻いてきた。痛い。

 

少しイラッとしながらも何とかなだめていたら、今度は私の頭を両手でがっと掴んで、爪を立ててがしがしと掻きむしり始めた。

 

いったい!!

 

いやもう、痛い以外の言葉が見つからない。今まで生きてきて、頭を爪で掻きむしられる経験なんてしたことない。

 

痛い痛いと声をあげるとやめてくれたものの、その後の娘は冷たいサメのような目でこちらを見つめてくるのである。

娘の嫉妬

その時閃いた。これはもしや、以前にもあった嫉妬ではないか。息子が私にべたべたくっついて、娘だけ後部座席でポツンといるのが気に入らないのではないか。

 

そう考え、娘においでと声をかけたところ、何も言わずに助手席まで這い出してきて、私の膝の上にちょこんと座った。

 

ふーむ、確かに、今回の娘の暴力の原因は嫉妬だったようだ。ひざに座らせるとニコニコになって、音楽を聞いて体を揺らしながら楽しそうな娘。 

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その後は20分ほど待ったけれども、一切手が出ることもなく妻を待つことができた。

 

原因がわかれば対処も容易い。が、事前にあそこまで攻撃されるとなかなかこれをやろうという気にはなれないことも多い。難しいね。

 

とりあえず、娘なりの愛情表現だったということでよしとしよう。

狭い車内と自宅とどっちがマシか

そういえば、買い物に行く妻に事前に問われていた。

 

「子供たちと自宅で待つのと、車で待つのどっちがいいか」

 

なんとなく車の方がいいと選んでホイホイ着いて行ったら、なかなかに面白い時間であった。運転席で遊ぶ息子も楽しそうだったし、娘もニコニコだし。

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家にいたら何をするでもなくダラダラ過ごしてしまうので、これはこれでいい時間だったのではないか。

 

頭を掻きむしられるというレアな体験もできたしさ。暇人3人の記念写真で終わりにする。

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子供たちと過ごす義母のストレスが半端なく、目から出血してしまった話

子供たちの休校対応に追われているとんぼである、ごきげんよう。

 

私も妻も義母も、それなりにきつい日々が続いている。その中でも一番きついのは義母だ。子供たちと過ごす時間が長すぎて、目が出血して真っ赤に。

 

怒りも凄すぎて、もう子供たちを見たくないそうだ。

義母の対応時間が長すぎた問題

コロナ休校ということで、娘は10時半から17半までデイサービス、息子は完全な休み。皆で色々と相談した結果、義母の生活は以下の流れになっていた。

 

8時から10時半まで娘と過ごしデイへ引き渡し

10時半になったら息子がやってくるので面倒をみる

18時半に息子を自宅まで送迎する

 

一応8時から10時半までは、私が息子と遊んで体育の授業としている。それとは比にならないほどに、義母が子供たちと過ごす時間も長く負担が大きい。

 

だって8時から18時半までって10時間半だぜ。お昼ご飯も作るし、勉強も見る。送迎時の娘は暴れるというし、息子が素直に言うことを聞くわけもない。

 

もはや仕事である。

 

このような生活を三日ほど続けたところ、義母に限界がきてしまったらしい。目から出血して、真っ赤になってしまったのだ。

 

もともと持病なのかたまーに血の涙を流す義母であるが、本人曰くストレスが大きいようである。つまり、子供たちはたったの三日で義母の目を破壊してしまったのだ。

 

目からの出血を確認するまでもなく、ストレスが限界にきていた義母は言う。

 

「もう子供たちを見られない。学童が開いているなら、息子は学童にいかせた方がいいんじゃないの?」

 

確かに、息子の学童は開いている。一緒に過ごすストレスがここまですごいなら、学童に行かせた方がいいのではないか。娘もデイに行っているんだし。

 

通常は40人以上が通っている学童も、今は20人以下しかいないらしい。感染リスクは下がっているのも確か。

 

ではあるのだが……

私が見るしかない!!

そんな話を妻から聞かされて検討した結果、私の答えは一つだ。

 

「なら、息子は朝から晩まで私が付き合うよ」

 

もともとは私が一人で見ようと思っていたのだ。そこに義母が見てくれるというありがたいお言葉があったからお願いしたのであって、無理なら仕方がない。私が見よう。

 

娘は暴力もあるし対応も難しいため限界までデイに通わせたい。でも息子一人だけなら見られる。それだけでもコロナ感染リスクを減らせるだろうが。

 

そう提案したら妻から猛反発される。

 

「あなたが一日中息子の面倒を見たら、確実にあなたのメンタルが崩壊してしまう。また体が動かなくなるのは目に見えてる。そうなると私のメンタルもやられて家族が総崩れになる。開いてるなら学童に行かせた方がいい」

 

とかなんとか色々話し合ったんだけども、義母が見られないなら仕方がないんだよ。

 

コロナはどれだけ早くともGWまで収束することはないだろう。田舎だからまだ身近に感染が確認されてないだけで、息子の学童もどうせ閉まる。これはもう時間の問題だ。

 

どうせ休みになるなら早い段階で、せめて息子と過ごす時間にだけでも慣れていた方がいい。GW後も、ずっと自宅でオンライン授業という可能性すらあるのだから。

 

揉めに揉めた結果、とりあえず数日間は私が息子と一日中一緒に過ごして、メンタルの崩壊具合をチェックされることになった。

 

そんなに信用ないかね。朝から晩まで誰もいない山にいって、青空教室をやるという私のプランに何か問題があるか?

 

息子へのイライラも、自然の力でかき消されるはずなんだが!!

義母が回復しつつある

こんな話し合いをしたのが土曜日。そして翌日の日曜日には義母のメンタルも少し回復しつつあり、少しは子供たちを見てもいいと考えてくれるように。

 

とはいえ今まで通りはきついはずだから、例えば私が12時までは息子の相手をしてみるとか。義母宅にWiiUを持って行って、息子がYouTubeやゲームをできるようにしてみるとか。

 

今は義母が息子の相手をしなきゃならん時間が長すぎるので、もう少し負担が減ればなんとかなるまいかと調整中。

 

娘のデイまで閉鎖したら、さらなる地獄の日々が待っているのは確定してるのだ。皆のメンタルが良好に保ちつつ、子供たちが健やかに過ごせる策を講じていきたい。

 

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息子が抱える不公平感はなぜ生まれたか、親の対応の問題点を考える会

息子が一年ぶりぐらいに爆発してイライラしていたとんぼである、ごきげんよう。

 

学校があった時は忙しさもあって息子の精神も安定していて上手いことやっていたのに、休みになった途端に爆発してしまった。

 

昨年の春休みにも同じようなことがあった記憶。「姉ばかりずるい」という意識が息子の頭に植え付けられている。

 

障がい児の姉がいる息子。色々と思うところがあるのだろうが、なぜこんなに溜まっているのか、現状分析をしていきたい。

父とんぼの息子への対応の問題点を考える

私とんぼは、自分で言うのもなんだが非常に穏やかで優しい人間である。四人兄弟の末っ子ということもあり、家族を一番に考え、争いを好まない平和主義者。嫌われるのが怖いともいう。

 

公平さを大事にしているので、娘と息子への態度は基本的に変わらない。使う単語は相手の理解力あわせて変えるけども、声かけは大体一緒。

 

障がいを持つ娘だからと言って、無闇やたらに褒めることもない。すごーいとか、えらいねーとか、ぱちぱちぱちと拍手することもない。

 

何かができたら「嬉しいね」「頑張ったんだね」と笑って声をかけるだけ。これは息子にも一緒。存在や努力を認めようというだけで、基本的にほめない。

 

そんなスタンスなので、ここで不公平感を感じることはなさそうだ。

 

ただ問題は、息子の方が得していると感じた時のイライラが半端ないこと。

 

息子は言う。「姉の方が得している」と。だが私は思う。「息子の方が得している」と。

 

お互いに立場が全然違うから、おそらく話し合っても平行線だ。どちらも主観的な感想にすぎないし、そもそも完全な公平なんて不可能である。

 

それでも私は、息子だけが利益を得ることが許せない。あまり物を言わない娘を差し置いて、息子は激しい自己主張をして一人だけ得をする。

 

これだけは本当に許せない。

 

だからこそ、息子が早起きしてYouTubeを見てたら「なんでお前だけ」とむかつくし、一人だけお小遣いをもらってたら「なんでお前だけ」とむかつくし、息子が食べたい料理をリクエストしてくると「なんでお前だけ」となる。

 

どれも娘が率先してやらないことだからだ。娘は朝起きてもテレビをつけられないか、つけてもYouTubeを見られない。お小遣いを扱える能力はないし、食べたい料理を聞いても何も答えない。

 

こんなに不公平なことがあるか?

 

このように、息子と娘の間に不公平感を抱いた私の態度は冷たくなる。息子に楽しい思いをさせたくなくなってしまう。

 

自分の問題だとわかっているので、直接息子にこのイライラをぶつけることはない。イライラする問題でもないこともわかっている。

 

しかし態度に出ちゃうのよ。

 

どちらが得をしているか。息子と私の間でギャップがある。これが息子が不満を感じている大きな原因の一つであると思う。

とんぼ妻の息子への対応の問題点を考える

妻は私とはまったく逆だ。基本的に息子がYouTubeやテレビを見ても、家事などの邪魔をしないのであれば好きにみたらいいという感じ。

 

どちらが不公平とかも何も感じないようで、ゲームもお小遣いも料理リクエストも、何も気にしていない。

 

どちらかといえば気にしてるのは、不公平感に敏感でイライラしている私の顔色かもしれない。大抵は私が一人で不公平感に怒っているから。

 

そして妻の対応の問題点は、日常的な娘と息子への声かけの違いである。

 

端から見ていても、妻の子供たちに対する対応は全然違う。声の質も違えば、言い方も違う。明らかに、不公平感が出ている。

 

娘が何かができたら「すごいねー!!」「はやいねー!!」と満面の笑顔で喜び、ぱちぱちぱちと拍手をする。息子が何かができたら「おぉ、やるじゃん」と軽い感じ。

 

食後の娘に「手が汚いから洗いにいこう」と声をかける妻。息子には「早く手あらってきて!」「きたない!こっちを触るな!」などと強めの注意。

 

歯磨きの仕上げも、娘には「ちゃんと磨かないとだめだよ」と優しく告げるが、息子には「仕上げやるなら早くきて!もうやらないよ!」と注意する。

 

妻なりに、二人がちゃんと言うことを聞くように対応を変えているっぽいのだが、この対応の落差がすごい。

 

私から見ても明らかに違和感があるってことは、息子から見たら相当不公平に感じることだろう。

 

試しに息子に聞いてみたところ。

 

「ママはオレににだけ厳しいって、ずっと思ってるよ」

 

だって。まぁ、そういうことなんだろう。

公平でなくても公平感は必要か

「姉だけずるい」が頭に刻まれている息子。今回の息子の爆発は真摯に受け止めないといけないだろう。

 

自分ばかり損をしている。自分ばかりいろんなことをやらされている。姉ばかり得をしている。姉は何もしなくても、何もできないのにほめられている。

 

二人とも違う人間だから。まったく同じように、公平にはできないけども、せめて公平感だけは感じてもらえるようにしたい。

 

一応今回、テレビも不公平にならないようにルールも作ったし、妻も反省して声かけを修正していくと言っている。

 

息子がどう感じるか、少し様子を探っていきたい。

 

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きょうだい児の息子による「姉ばかりずるい」の怒りにうんざりした話

息子のこともかなり気にかけているとんぼである、ごきげんよう。

 

発達障害の娘もいる。健常児できょうだい児の息子もいる。どちらも公平にとはいかないまでも、不公平にならないように精一杯対応している。

 

だが息子から見れば、そんなことはなかったようだ。

甲斐がないとはこのこと

子供たちの学校はコロナにより休校状態。息子は感染リスクを軽減すべく学童を休ませ、娘はデイにいかせている。

 

娘は暴れっぷりが酷くて家族だけでは面倒が見られないのもあり、さらに10人以下の放課後デイだから、まだ大丈夫だろうと判断。

 

で、娘はデイにいくからまだいい。でも息子は24時間暇だ。親が仕事仕事で相手をしないのもかわいそうなので、朝に数時間遊ぶことにしたのはいいのだが。

 

いやぁ、これが本当に大変なのだ。6歳児の体力は化物じみていて、短期的な体力であれば勝てるのに、息子は少し休んだだけでほぼ全快していまう。体力化物である。

 

この日も息子と朝から大きな自然公園にいって、だれもいない広場でひたすら息子とボール遊び。サッカーもしたし、ドッジボールもした。フリスビーもやったしかくれんぼに鬼ごっこも。

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本当に誰もいない。感染リスクもない。あぁ素晴らしい朝だった。よし、じゃあ息子を義母宅に送って、私は仕事をするぞ!!!

 

と思ったら、義母宅についた息子の顔色がすぐれない。

 

「もっとパパと遊びたいのに!」

 

そんな言葉から始まった。私には仕事があること、2時間フルで遊ぶのが精一杯で、そのあとは勉強をみられる体力は残っていないこと。義母が勉強を見てくれることなど、優しく理解を示しながら話した。

 

それがいつからか、息子の話が変わっていった。

 

「姉ばっかりテレビみてずるい!」

 

なんでこんな話になったのかはよくわからないが、息子の中にはずっと溜まっていた怒りがあったらしい。

 

話がぐだぐだ長かったのだけども、とにかく自分よりも姉の方がテレビをみている時間が長いというのが絶対的に気に入らないらしい。

 

いやいや、君もみているだろうと。月水金は息子の日だし、娘のテレビの日にも息子が好きな番組もやるし、日曜朝はスーパーヒーロータイムをみてるだろうがと。

 

何度も何度も伝えても、息子はいう。

 

「でも姉ばっかりテレビみている!」

 

これを絶対に譲らないのだ。自分より得している(と思っている)姉が絶対に許せないという。姉のテレビの時間を短くしろという。

 

このあたりから、もうイライラしてうんざりしてくる。

 

自分だけ損してる、姉はいんちきだという理論に最高に嫌悪感を抱きながら、いくつか息子の優遇ポイントを伝える。

 

娘はデイに行くとは言え、8時から10時まで義母宅で暇をもてあましてEテレをみている。そんな娘を差し置いて、私はお前と二人で遊びにいってるんだと。何で娘だけ自宅待機なんだ?娘は損してるじゃないかと。

 

君はこの前、ママと二人ででかけてハンバーガーを食べたんだろう?娘はどうした?君だけずるくないか?

 

君はお小遣いをもっているよね。でも娘はもらっていないよ。君だけずるくないか?

 

君は自宅でYouTube見てるしゲームもするよね。でも娘はYouTubeも見ないしゲームもしないよ。おかしくない?

 

何で車で娘だけ後部座席で、君は助手席に座ってるんだ?娘だって助手席に座りたそうだけど、これって不公平だよね?

 

とまぁ、ムカついてむかついて仕方がなかったので捲し立てたのだが、そういうことじゃないらしい。

 

「でも、姉だけテレビ長く見てずるい!」

 

いやもうほんと、何を言ってもこれしか言わないからうんざりして、こいつをわざわざ朝から遊ばせる甲斐がなかったと。体も疲れているのに、メンタルまでやられてしまう。

 

顔も見たくなくなり、何もかもが嫌になってしまった。

きょうだい児の不満

その夜に義母宅から帰宅した息子はまだ怒っていた。怒っていたというか、「姉だけテレビ長く見てずるい」はずっと続き、義母とも大喧嘩したという。

 

しまいには「耳の奥からばぁばの怒っている怖い声が聞こえる」などと言い出したようで、義母は「この子は何かの病気ではないか、理解に苦しむ」と激昂していた。

 

一応私も色々と考えた。確かにテレビを見る時間は娘の方が長いのが事実ではある。息子の方が短いというのも、まぁ事実ではある。娘の方が家にいる時間が長いし、何より娘はEテレしか見ないから。

 

ならばと息子の要求を飲むことにして、新たなルールを作ることにした。

 

『テレビを見るのは夜7時から8時までの1時間のみ』

 

これまで通り月水金が息子の日。火木土は娘の日。日曜日は妻の日。で、テレビの時間を、厳格に制限することにした。

 

テレビの視聴時間を短くできるのは親としてもありがたい。さらに時間を完全に理解していない息子から見ても、7時から8時までと決まっていれば「姉だけ長い」と感じることはなくなるだろう。

 

多少生活パターンは変えないといけないけども、不公平感をなくすことが息子にとってより重要なのかもしれない。

 

まぁ……私からすれば、YouTube見てゲームやって娘のテレビの日でもdボタンでできるリモコンゲームもやって義母宅でも好きなDVDレンタルしてもらって、という息子の方が明らかに優遇されていると感じている。

 

優遇されまくってるくせに何言ってんだこいつというのが本音なのだが、息子と私では感じ方が違うんだろう。

本当に理解しているのか?

テレビの新規ルールを伝えたところ、自分だけテレビの時間が短いという怒りは落ち着いたらしい。

 

だがその翌日、息子が義母宅にお泊まりすることになった。この日は息子のテレビの日で、自宅でYouTubeが見られないとうるさい。

 

そこで娘とテレビの日をチェンジしようと告げた。チェンジだよ、チェンジ。交換するだけ。息子は損をしない。それなのにこうだ。

 

「なんで!?そしたらオレのテレビの日が少なくなるよ!!」

 

「いやいや、チェンジだから。ほら数えてごらん、月水土で君が三回、火木金で娘も三回。同じでしょ?」

 

「違うよ!おかしい!それじゃオレだけ損してる!姉だけずるい!!」

 

と怒りにあらわにして言ってくる息子。

 

えぇ……こんなにわかりやすい説明してるのに、何が問題なんだよ……いいから数をかぞえろよ……

 

息子がどこまで話を理解してるのか疑わしくなり、どっと疲れてしまった。数字も時間もわからん息子に正論が通じないわけだ。

 

はぁ。とりあえず、新たなルールでやっていこう。

 

余談として、テレビの話が落ち着いた直後。

 

息子が「姉は何もやっていないし注意もされないのに、オレはあれやれこれやれと言われて怒られる。姉だけずるい」と言い出した。

 

きょうだい児の苦難ってのは親の立場から見たらわからんもんだわ。私は娘の方が損しているという感覚がすごく強い。バイアスがかかっているなこりゃ。

 

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息子の入学式が延期したため朝っぱらから体育の授業の刑の話

コロナに振り回されまくりのとんぼである、ごきげんよう。

 

おかげさまで私の地域でも小学校の休校が延長となった。延長になったねー!と喜べるのは子供だけ、親の立場としてはそこそこにきついものがある。

息子の学校が休校だけど学童は?

緊急事態宣言にあわせて休校が延長となったものの、別にすぐ近くでコロナ感染者が出たわけでもない。身近に感じるレベルでもない。

 

だから小学校によっても対応がばらばらなのだが、とにかく息子の学校も娘の支援学校もおやすみとなった。

 

学校はおやすみでも学童はあいている。働いている親にはありがたい対応ではあるが、ちぐはぐである。学校が感染源なら学童も感染源ではないか。

 

で、色々考えた結果、息子には学童も休ませることにした。

  

妻や義母は、学童にいかせても大丈夫だと、ギリギリまで行かせたらと言っていた。それも確かにわかる。ただ感染リスクをできるだけ下げたい私としては承服し難い。

 

40人近く集まる学童だからリスクが高くないですか?

 

まぁ理想を言えばそうなんだけど、ねぇ。問題があるとすれば、朝から晩まで息子が完全なるフリーになってしまうということ。

 

結局、私一人だけ「絶対に休ませる!日中は息子の面倒を見て夜に仕事をする!」とのたうちまわっていたら、義母が息子を見てくれることになった。

 

「仕事してる人が朝から子供みられないよ」

 

そんなありがたい言葉をいただいたのである。

朝を息子と体育の時間にする

義母が息子の面倒を見るとは言っても、これまでも朝は8時から10時まで、暴れ回るモンスターの娘を見てくれている。デイサービスのお迎えが来るまではきつい時間である。

 

さすがにそこに息子を放り込むのも悪いだろうと判断し、娘がデイに行くまでの数時間を私が息子と過ごすことにした。

 

まぁ……かわいそうではあるよね。学校が休みだからってずっとおばあちゃんの家に缶詰で、お父さんもお母さんも仕事ばっかりでは。

 

息子に朝から遊びに行くぞと言ったらテンションも上がった様子。まだ感染者も近くで出たなんて話もないし、3密をさければいいんだろうと朝の8時から誰もいない山に登ってきたぞ。 

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まじで誰もいない。人っ子ひとりいない山道を二人で上り、誰もいない頂上につき、息子と二人できゃっきゃっきゃと楽しんだ。

 

帰りに一組だけ家族連れの登山客と遭遇するが、ソーシャルディスタンスを確保。さすがの平日の朝やね、気持ちいいしびっくりするぐらい人がいなかった。

 

その後息子を義母宅に送り、本屋で小学校一年生のドリルを購入し持っていった。息子は義母と勉強をしたようである。

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普通に疲れるのだが

うむ、朝っぱらからパワーの有り余った息子と2時間も登山をして、自宅に帰ったのが12時。そっから仕事をやるか!とはならず、疲れ切って眠ってしまった。

 

ちょっと登山はやりすぎだ。私がもたない。今後は誰もいない公園にいって、フリスビーやサッカーをやるのがいいかもしれない。ど田舎なので、誰もいない何もない公園がその辺にあるのは本当にありがたい。

 

はて、一体このコロナ騒動はいつまで続くのか。朝から数時間も息子と体育の授業の刑に処されるなんて、1ヶ月も持たない。フルで2時間以上遊んだ後に勉強やら仕事するとかしんどすぎて笑うしかない。

  

ちなみに娘は少人数のデイなので、まだ休ませるほどではなさそうだと判断している。それもいつまで通えるかわからん。娘も休みになったら、さすがに無職にジョブチェンジするわ。

 

あぁ、明日は何すっかなぁ。

 

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発達障害の娘(小学生)の暴力・攻撃が出る3大パターンを分析

 

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娘の暴力のパターンを分析したいとんぼである、ごきげんよう。

 

私も妻も義母も息子も、いつ来るかわからない娘の暴力に怯え、イライラし、ストレスがたまっている。

 

なんとなく攻撃されるパターンは掴めているが、今回は娘の暴力が顔を出すパターンを言語化していきたい。対策も取りやすいしさ。

娘の暴力・攻撃が出る3大パターン

妻と話し合い、娘が攻撃してくるのがどのような状況か、思いついたものをあげていった。すると例外はあるにしても、大抵は以下の三つのパターンに分類されることがわかった。

①注意された時

娘は注意されることに対して、強い反発を示す。

 

これはどんなに些細なことでも、どんなに危険なことでも、注意された時点で娘の理性は吹っ飛び、即座に攻撃に走るようだ。

 

例えばコンロや鍋など、危険なものを触らないように注意したら叩かれるのがわかりやすい。汚い物を口にいれるとか、物を投げるとか。

 

あらゆることに対する注意に拒絶反応を示す。息子を叩いたので注意したら、注意した私が叩かれる。私を叩いてくる娘を注意したら、当然叩かれる。

 

つまり、状況は関係がない。ただ注意されたという事実が、娘の暴力を呼び起こしている。

 

解決策としては、注意をしない方向で対応するのがベターだろう。頭ごなしに止めるのではなく、受け入れる。

 

「これがやりたいんだね」などと共感を示し、「でも危ないから、一緒にあっちにいこうね」とか。「叩きたいくらい怒っているんだね」「わかるわかる、嫌だったんだよねうんうん」とか。

 

このような神対応をすれば叩かれることはなくなるだろう。よほど危険じゃなければ、注意するのはやめた方がよさそうだ。

 

逆に危険な時には、叩かれる前提で注意する。このメリハリが大事なのかも。

②やりたくないことをすすめられた時

やりたくないことをやれと言われる、これも娘の逆鱗に触れる案件だ。

 

食べたくない気分なのにご飯だよと言われる。お箸を使いたいのにスプーンを渡される。自分で食べたいのに介助される。話しかけてほしくないのに話しかけられる。

 

このどれもが攻撃される。最悪皿を投げられスプーンを投げられ椅子を投げられる。

 

トイレのあとの手洗いを促されただけで発狂することもあるし、車から降りない時には絶対に降りない。無理やり降ろしたら、地面で寝っ転がってこちらを蹴りまくるか、無気力になって動かなくなる。

 

今の娘は自分がやりたいことしかできなくなってしまったようだ。身につけてきた習慣であっても、ただ促すだけで暴力となって返ってくる状態だ。

 

この解決策としては二つ。受け入れること。そして別の方法を考えること。

 

まずは、こちらが促すことを娘がやりたがらないとしても、それは娘が決めることなのだから、受け入れる。無理やりに強制されるのは誰だって嫌な物なのだ。

 

それを受け入れられる器と余裕が必要となってくる。生活リズムを変える必要もあるだろう。

 

また娘がやりたがらないなら、別の手法を考えるのもありだ。トイレの後に絶対に手を洗わないならば、ならば除菌シートやウエットティッシュで拭いてもらうだけでもいいだろう。

 

よりハードルの低い別の方法を提案してみるのだ。拒否される可能性はあるにしても、思い通りにいくことはないと肝に銘じておくことが重要かな。

③パーソナルスペースに邪魔者が入ってきた時

続いて息子に対する暴力で一番多いパターンが、娘のパーソナルスペースに進入者が入った時。息子が蹴られまくるのも大抵これ。

 

ちょっと近づいただけで怒って蹴りまくる時もあれば、娘から異常に接近してくる時もある。顔を叩かれるんじゃないかと怖くなるくらい近づいてくる時もある。

 

見た限りでは、娘のパーソナルスペースは常に変化しているようでどの程度の範囲なのか、はっきりわからん。

 

解決策としては、娘がイライラしている時は家族がそれぞれ意識して、娘と一定距離を保つしかなさそうだ。

 

コロナが例え流行ってなくても、娘との間には基本的にソーシャルディスタンスを確保する。常に数メートル離れて会話をする。

 

これしかないっしょ。ソーシャルディスタンス育児と名付けたい。

分析すれば対策できる

放っておいても子供たちは大きくなるとはよく言ったもの。なあなあで適当に暮らしていても何とかなると思っていたが、そうはいかなさそうだ。

 

娘の暴力に晒されて家族のメンタルが削られている以上、現状を分析し、何かしらの対策を取らねば家族が崩壊してしまう。由々しき事態である。

 

ちなみに上の三つは再現性もしっかり確認している。

 

①台所に近づいてきた娘に「こっちにこないで!」と注意してみたら叩かれる

②つまみ食い中の娘に「あっちでEテレみてきて」と促したら叩かれる

③娘の足下にわざと近づいてみたら蹴られる

 

ここまで予想通りに動いてくれると、逆に面白い。娘は不快なのだろうが、「あぁ、このルールに引っ掛かったんだな」とわかればメンタルへの悪影響も少ない。

 

いやね、娘の薬調整がうまくいって落ち着いてくれたら、こんなこと考えなくていいんだけどさ。落ち着く気配がないから仕方ない。

 

やれることをやっていきましょう。

 

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娘の暴れっぷりが酷すぎて、妻も息子も義母も限界がきている話

娘の暴力がまったく落ち着く気配がなくて困っているとんぼである、ごきげんよう。

 

発達障害の娘はてんかん持ちで、そのてんかんの薬のせいか最近の暴れっぷりが酷くなってきた。多分、家族みんなきつい。

 

皆の被害を紹介していきたい

家族の被害を紹介する

息子の被害

娘は8歳で息子は6歳。姉と弟の関係もあって、娘にとって息子は”自分より下のやつ”と認識しているらしい。息子に対する攻撃が一番激しい。

 

例えば何もないのに、息子が近くにいるだけで叩き出す。ソファに息子が座れば足で蹴りまくってソファから落とし、さらにかかと落としをする。

 

最近は以前より息子に対する態度が酷くなっている。息子が「姉、こうじゃないよ、こうするんだよ」的な優しい声かけをしたのに、娘はめちゃくちゃ大きな奇声で叫びだして怒りを表現する。

 

とにかく弟に指図されたり、近くに寄られるのが我慢ならんらしい。

 

距離を離しても離してもわざわざ近づいて蹴りにいく。車では娘が後部座席、息子は助手席に乗せてるのに、立ち上がって息子の頭を叩きに行く。手が付けられない。

 

息子も6歳児だから。娘に勝手にテレビを消されたりとか、思いっきり叩かれたりとか。これにやり返さないのが、どれほどの心労かわからん。

 

「ん”ーーーーー!!!!!!!」

 

と声なき声を出し、自分の手をおさえて、叩き返さないように我慢してる姿もたまにみられる。

 

妻と一緒に息子をフォローしまくってはいるし、叩かれないように娘を離してはいるが、自宅で常に距離を作るのは現実的に不可能だ。

 

普通にかわいそうになる。

義母の被害

義母も最近、娘と接してメンタルがやられてきたようだ。

 

義母宅でデイを待っている間の娘は暴れまくり。トイレのあとに手を洗おうと声をかけただけで娘は叩きに行く。というか、もう何もしなくても義母を叩きに行く。

 

義母がご飯をすすめても食べない。椅子も投げる。ソファに寝転びながら、かろうじてトマトだけ食べたかと思ったらソファで嘔吐。

 

義母が長年愛用していたソファは、捨てることになった。確かに古いソファではあったけど、義母は心底うんざりしてしまってどうでもよくなったのだろう。

 

妻と娘が喧嘩していたら、「あなたが大人にならないと」と妻に優しく諭していた義母は、今や喧嘩をスルーするように。娘と関わりたくないらしい。

妻の被害

妻は妻で娘と接する機会が多いので、書ききれないほど娘の被害にあっている。

 

叩かれる蹴られるひっかかれる物を投げられるのはもはや当たり前。注意された娘が泣き声で「ママごめんねー」と言ってきたと思ったら、謝りながら叩かれる。フェイントかよ。

 

先日はあまりに叩かれすぎて妻の精神が崩壊したようだ。妻と子供たちで買い物にいってくれたのだが、帰ってきたら娘がいないのである。

 

「車から降りないから、車に置いてきた」

 

と怒りながら言う妻。

 

え!?あの子を車に放置はやばいだろ、大丈夫かよと話してたら、外からクラクションが鳴り響く。何度も何度もクラクションが鳴り響く。

 

「このクラクション娘だろ!やばいよ!」と妻に声をかけても、妻は「あぁそうだね」とだけ言って迎えに行く気がゼロ。

 

車に放置して対応する気ゼロっておかしいだろと怒りながらも車に向かったら、案の定娘がクラクションを乱打していた。

 

同じアパートの住民のおじさんが「誰だ!?」などと大声を出してベランダから出てきたり、通りすがりの人たちが車をじっとみていたり。

 

こんなん警察よばれるわ!

 

と妻に怒ったところ、もうどうでもいいと。警察につかまってもいいとまで言い出した。

 

それほどまでに、妻の精神は崩壊していた。度重なる暴力に晒されると、人はこうなってしまうらしい。

 

妻に対する私の怒りも消え失せ、妻のメンタルをひたすらフォローする日になったぞ。

 

我が家が崩壊しかけてるのだが、対策を考える以外にない

これが最近の話。こちらのストレスが処理できない速度で暴力に晒され続けると、健康なメンタルを保つのが難しいのがよくわかる。

 

まぁ……人ごとではなく、私もなんだけども。

 

一応、息子は徹底してフォローしまくったらニコニコになるし、義母もなんとか自分で精神を立て直したらしい。昨日今日と少し元気になりつつある。

 

妻も、娘に対する対策を一緒に考えてみて、少しは前向きに対処してみる気になってくれたようだ。

 

この生活は今後もずっと続く可能性が高いから、なんとか打開策を見出さねばならない。そうでなければ生き残れない。

 

子供たちにうんざりした妻は、木にしがみついて動かなくなったりもする。親ってのはこんなに大変なのか。

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とりあえず次回は、娘の暴力が出るきっかけを分析していく。 

 

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息子の行動にいちいち怒っているが、意外といいヤツかもしれない説

息子の行動に怒りを隠せない時が多いとんぼである、ごきげんよう。

 

私の中の揺るぎない価値観から外れた行動を息子がやりそうだと察知すると、イライラで頭がいっぱいになり、息子を横目で監視モードに入ってしまう。無意識にね。

 

それも冷静に分析してみれば、必要のない怒りかもしれない。

息子の行動を監視する

テレビの日の話

我が家の子供たちはレベルが違う。重度の発達障害の娘(8歳)と健常児の息子(6歳)ではもう、一緒に同じ番組を楽しく見ることは本当に難しい。

 

それもあって以前からテレビの日を曜日ごとにわけているのだが、娘のテレビの日なのに息子がリモコンを触っただけで私はイライラする。

 

テレビの日じゃないのに、リモコンを触るな!!!

 

いやぁこれがまた、びっくりするくらいにイライラするんですねぇ。

 

で、先日。妻と息子が義母宅で風呂に入って帰宅。私と娘の二人だけで風呂に入るというパターンになった。

 

しかしこの日は娘のテレビの日。風呂に入っている間も、私は気が気じゃない。

 

息子の野郎、まさか好きな録画でもみてるんじゃないだろうな!娘のテレビの日なのに、好き勝手にテレビを見るのは絶対に許さんぞ!!!

 

とか。自分の思考ながらまじでやばいやつだなー。

 

でもそれもいいじゃないか。テレビがあいてるんだから、見せたらいいじゃないかと心を落ちつかせて風呂を上がり、それでも気になって気になって風呂上りにリビングをのぞいてみたら。

 

なんと息子はテレビもつけず、ドリルを引っ張り出して算数の勉強をしていた。

 

息子のテレビの日ではないと分かっていたので、他のことで時間を潰そうとしているらしい。文句も言わず、テレビをみたいとも言わず、黙々と勉強していた。

 

娘のテレビの日なのにテレビを独り占めするクソ野郎は、私の頭の中にしか存在しないのである。

オレンジジュースの行方

日曜日の朝。冷蔵庫に入っていた缶ジュースを娘が引っ張り出してきたので、飲んでいいよと告げるとニコニコ顔で息子のところに持っていった。

 

息子が缶をあけてあげたらしい。その後様子を見ると、息子が缶を持ちながら仮面ライダーを見ていて私はぶちぎれる。

 

この野郎、まさか一人で半分以上飲んでないだろうな!?そもそも何でお前が缶を手に握っているんだ?娘が持ってきたのに、絶対に許さんぞ!!

 

ムカついたので口を出そうと思ったが、落ち着け。息子が持っている缶の中身は見えない。ほとんど残っている可能性もある。ただ持ってるだけかもしれない。落ち着け落ち着け。

 

そこで妻に、コップにいれてあげたほうがいいんじゃないかと提案。私にとって、ジュースの残りが目視できることが重要だからだ。

 

妻が二つのコップにわけてくれたのはいいのだが、なんと五分五分ではなく7:3程度のアンバランスな注ぎ方をしたのである。

 

それを見ながら強い怒りに襲われる。

 

おいおいまさか息子の野郎、多い方をとるんじゃねーか?くそが、お前はさっきまで缶を持ってたんだから、すでに多めに飲んでるだろうが!!絶対に許さんぞ!!

 

と爆発寸前で遠巻きに睨んでいたら、娘が息子に多いほうのコップを渡していた。

 

くっ、娘が渡すなら仕方がないか……と思いきや、一口だけオレンジジュースを飲んだ息子が、残りを娘にあげたのだ。

 

「飲んでいいよ」ってさ。

 

1本しかないオレンジジュースを独り占めするクソ野郎は、私の頭の中にしか存在しないのである。

小遣いで買ったお菓子

最近は息子のお漏らしチャレンジがある。お漏らしをしなかったら十円もらえる、というもの。それを溜めてお菓子を買ったりするらしい。

 

でもこれ、不公平なのだ。息子はお小遣いもらえるけど、娘はもらえない。お姉ちゃんなのに、娘だけもらえないのは不公平でそれだけでイライラする。

 

そして日曜日の買い物の時、息子はお小遣いを握り締めて、小遣いでお菓子を買ったと聞かされた。

 

おいおい、てめぇ一人だけお小遣いでお菓子かよ!娘はお小遣いももらってねーのにいいご身分だな!!!

 

とイライラしながら黙って話を聞いていたら、息子がいった。

 

「オレのこづかいで買ったお菓子、姉と半分こしたんだよ!」

 

だって。

 

小遣いもお菓子も何もかも独り占めする悪魔のような息子は、私の脳内にしか(略)

息子は意外といいやつだ

というわけで、息子は意外といいヤツなのかもしれないという話であった。

 

許せないことをやるとイライラするってのもあるが、その先の息子の行動を一人で悪い方に考えてイライラすることがとても多い。

 

テレビを見させたらずっと独り占めするのではないか。お菓子を与えたら独り占めするのではないか。俺のものは俺のもの、お前のものも俺のもの。そんなジャイアン的思想の持ち主なのではないかと。

 

だが、そのほとんどがただの私の思い込み。娘や妻、私にも分け与えようという思想は、息子に根付いているように思われる。

 

息子の機嫌が悪い時や、よっぽど好きなものは独り占めする時もあるんだけど、それは大人も同じか。

 

どんな行動をも受け入れる姿勢も重要だね。認知行動療法を続けていきたい。

 

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コロナによって子供たちの学校が次に休校した時の状況を考える会

コロナで色々と悩みが増えているとんぼである、ごきげんよう。

 

学校の休校については、地域によって実施される時期が違ってきている。今のところ私の居住地では、休校しようかどうかと悩んでいるような、そんな雰囲気。

 

前回の全国一斉休校ではあまりに急のことでパニックになってしまったので、今回は実際に休校になった時にどうなるか想定しておきたい。

子供たちが休校したらどうする?

娘の対応を考える

前回の全国一斉の休校時、娘の放課後デイサービスは通常営業だった。

 

デイに通っている子供たちがそう多くないからか、福祉施設だからかわからないが、休校でもデイは開いているのが一般的なのだろうか。

 

だが次回の休校時、もし開いていたとしても利用するかどうかは微妙なところだ。前回の一斉休校時は、うちの地域ではコロナ蔓延の気配は一切なかった。だが次があるとすれば、おそらくすでに市中感染が広がっている時だろう。

 

娘のストレスもあり、対応の難しさもあり。福祉的なサポートが受けられなければ家族共々精神が崩壊する危険性が高い。

 

ならばデイ利用するのか?それともコロナに感染するくらいなら、叩かれながら自宅に缶詰になった方がマシなのか?

 

うーむ。娘と二人きりならなんとかできるとは思うのだが。

 

ただ、おもちゃとか山ほど用意する必要があるな。

息子の対応を考える

息子は4月から小学生に上がる。学童保育に入る予定なので、休校措置が取られても学童はあいているはず。

 

なんだけど、学校が休校になるなら学童に行かせるという選択肢は、私個人としてはない。学童も子供たちがいっぱいいるだろうからリスク高い。余裕があるなら休ませたい。

 

幸い、私は自宅で細々と働くことにしているので、それを一旦すべて放り投げれば息子を毎日自宅で遊ばせることもできる。精神が崩壊しなければ、これがベストな選択か。

 

息子と二人なら、覚悟しておけば見られないこともない。誰もいない、ひっそりとした山に行くのもいいだろう。

 

息子をその場に置き去りにして、山菜採りに興じることがないようにしないといけないな。

妻と義母の対応を考える

妻は福祉関係の仕事についているため、どれだけコロナが蔓延しても仕事がなくなることはなさそう。逆に言えば、職場でコロナが蔓延しても仕事続行の地獄とも考えられる。

 

収入が減らないことはありがたいではあるが、妻が感染すれば家族全員アウトで感染を乗り越えるしか生き残る道はない。

 

その後はコロナを乗り越えた新人類となり、ウイルスが体内から消えた後の活動はやりやすくなるかも。

 

……なるのかな?

 

家族の誰か死ぬかもと考えれば、相当にリスクが高い。

 

今のところ有給を消費しなければ休めないし、収入減も痛い。さらに施設には入所者もいるため、妻は働かざるをえない感じ。ううむ。

 

義母は義母で割と限界がきてたりする。おそらく娘を毎日見られるような精神的な余裕はないんじゃなかろうか。

 

それに義母は60を超えた高齢者。コロナ感染可能性のある子供たちと過ごさせるのはリスクが高い。

 

学校が休校になるレベルの蔓延っぷりなら、子供たちを義母に預けるのはやめた方がよさそうだ。

 

きちー

私一人で子供たちをみるのは難しいのだが

色々考えてはみるのだが、一つだけはっきりしているのが私一人で毎日子供たち二人をみるのは無理だということ。

 

せめて一人だけなら何とかならんこともないが、二人は無理だろー。

 

そもそも妻がいても、子供たち二人を自宅で長時間見るのが不可能だ。数日持たない。山や森に行くにしても娘はずっと見守る必要があるし、娘にペースをあわせたらせっかち野郎の息子が一人で走っていなくなる。

 

私一人では無理なのだ。 あぁどうしようどうしよう。と考えてはみたものの、やるしかないんだから仕方がない。

 

妻が仕事でコロナをもらってくる可能性も高いので、家族4人がコロナに感染した上で、私が一人で子供たち二人の面倒を数ヶ月見るという地獄を想定しないといけない。

 

いやはや、仕事やってる場合じゃないなこりゃ。せめて免疫だけでもあげとこ。

 

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娘がいつもと違う行動しかとらないので普通にイライラする話

子育てには健康なメンタルが必要だなと感じているとんぼである、ごきげんよう。

 

最近の娘のやばさは連日のようにお伝えしているのだけど、普通に生活してる場面でも結構イライラすることがある。

 

いつも違う行動しかとらないことが、こんなにイライラさせるとは思わなんだ。

娘の行動が違う!

まず寝起きから娘の行動が変わってきた。今までは朝に起きたら妻とスムーズに着替えをして、ゆっくり朝ごはんを食べて、出発。

 

なんてことはない、とてもいい感じに習慣化した。でも最近は違う。

トイレに入りだした娘

朝に起きたら大声をあげてまず拒否から入る。着替えも嫌がったり、「自分でやりたい!」と怒るのに全然着替えようとしない。

 

また突然、寝起きにトイレに入りたいと言い出した。今までこんなことは一度もない。おしっこが出るのかと思ったら、出ない。

 

ただ数分間便器に座って、ニヤニヤしていた。

 

おそらく息子がトイレに入ってるのを見て思いついただけだろう。頭に浮かんだことは、もはや実行せずには済まないようだ。

 

いや、別に悪かないんだけどさ。みんなトイレの順番待ちなのだよ。

朝ごはんに集中できない

朝ごはんを食べるのも、めちゃくちゃ遅くなった。食べにくいものは妻が介助してあげたりするのだが、介助は絶対に拒否。皿を叩いて怒り出す。

 

じゃあ自分で食べるのか?といえば、食べない。食べないなら片付けようか?といえば怒る。

 

なんなん!?

 

と言いたくなるくらいに意味不明である。

 

昨朝は食べるのは食べるのだが、一口食べるごとに椅子から立ち上がって、私や息子にぽんぽんしにきたりする。一口食べるごとに大声で何かをアピールする。

 

無駄な動きが多すぎて、一口に数分かかる。

 

介助もできないし片付けられないし何か言ったら怒るし本人的はただ朝ごはんを食べてるだけだし、満足そうな顔でモグモグしてる娘を横目に待つしかないのだ。

靴下の攻防が

出かける前には、靴下もはきたくないという。

 

「私がはかせようか?」

「いやだ!自分でやりたい!」

 

「じゃあ自分ではいたらいいよ、どうぞ」

「いやだ!!自分でやりたい!」

 

「ん、お手伝いしようか?」

「いやだ!自分でやりたい!」

 

「はきたくないんだね、じゃあ裸足でもいいよ」

「いやだ!自分でやりたい!」

 

どないせっちゅーんじゃ!!!

 

喧嘩しても余計に時間を食うだけなので、手を替え品を替え声かけしたらはいてくれたけど。しんどい。

風呂もいつもと違う

最近もまだ私と二人で風呂に入ることがある娘。穏やかに入っていた風呂も、行動が違ってきててもはや何がなんだかわからん。

 

私のシャンプーを執拗にやりたがるとか、シャワーホースをうばったら絶対に返さずに自分だけシャワーを浴び続ける、ドライヤーも自分でやらないと気が済まない。

 

パンパースをはかせようとしたらガッと奪われ「自分でやりたい!」とのこと。はぁ、と思って見てたら力尽くでパンパースを引きちぎって破れて使い物にならなくなったり。

 

対応が難しすぎないですか?

いちいち行動が止まるからイライラする

などなど、思いついたものをいくつか書いてみた。

 

このように、今まで気にもしなかったものに目を奪われて手を出して活動が止まることが多い。別に悪気があるわけじゃないから止めないのだが。

 

ただ事あるごとに流れがストップして違うことをやって、流れを戻したり危ないと注意したら怒って叩かれる。

 

一緒に行動するとこの連続。今までスムーズにできてた分、この一つ一つが本当に疲れてしまう。

 

いや、でもまぁ、一時的なもんかもしれないし、娘が楽しそうに生活できるのが一番なのも確か。無理に引っぺがして怒らせるのも悪手だし、そーっと見守るのが今は正解かもしれない。

 

早いとこ落ち着いてくれたらいいなぁと願っているぞ。

 

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娘がモンスターと化し、毎朝デイに送迎する義母がギブアップした話

娘の情緒不安定っぷりが酷くて参ってるとんぼである、ごきげんよう。

 

抗てんかん薬の影響か、てんかんの影響か何かわからないが、娘の最近の行動がちょっと目に余るようになってきている。

 

私もイライラ。妻も息子もイライラ。もちろん義母だってイライラしている。

娘と義母の朝の感じ

今のところ、私の居住地ではコロナはあまり流行ってない。娘の通うデイサービスは少人数精ということで普通に営業中。春休みもがっつり利用している。

 

送迎までの基本的な流れとしては、私が義母宅に8時ごろに娘を送迎し、10時半ごろにデイの送迎が到着するという流れ。

 

だったんだけど!8時から10時半って長すぎる。2時間半もあると、いくらEテレマニアの娘でもきつい。しかも今は情緒不安定である。

 

10時になる前からどんどん娘の機嫌が悪くなり、いつまで経ってもデイのお迎えが来ないことでプチ発狂。デイが来る頃にはもう手が付けられないことになっているという。

 

これでは無理だ!と判断した義母は、自らデイサービスまで送迎することを提案。10時には家を出て、車で娘を送迎することにしたのである。

 

それはそれで問題があったようだ。

車内でモンスターと化す娘

今までの娘は、車をあけたらすんなり後部座席に座り、何も言わずシートベルトをセットさせてくれて、運転中は黙って座っている。

 

そのような穏やかな女の子であった。だが最近は違う。今までやらなかったことをやりたがり、何でも触り、気に入らないとすぐに叩く。

 

義母が娘を車に乗せようとしたら、助手席に乗ろうとしたらしい。いつも優しい義母も、娘を助手席に乗せるほど命知らずではない。リアルに死ぬ可能性が高い。

 

なので注意して止めたんだと。娘には後部座席に乗ってもらってシートベルトをしめて、何の問題もなく無事に発進。

 

したと思ったら。 

 

助手席に乗れなかったという怒りが時間差でフツフツと湧いてきたのだろう。娘がシートベルトを自ら外し、後部座席から身を乗り出して義母を叩き出したという。

 

最近の叩き方は、正に「大きく振りかぶって」という感じ。せまい車内で運転中の義母を執拗に何度も何度も攻撃してくるというのだ。

 

やめてと言って止まるわけもなし。

 

義母は命の危機を感じながらなんとか送迎を終えて、気づいた。

 

この娘を、絶対に車で送迎してはいけない。

 

その晩に妻に対して娘の状態と薬を何とかしろとの通達あり。義母は送迎を断念し、デイサービスにできるだけ早めに迎えに来てもらうことになった。

 

保育士歴30年以上の経験をもつ義母ですら、娘にはてこずっている。子育て経験3年目の私ごときが立ち向かえる相手ではないことがうかがえる。

 

デイでも最近は毎日弁当を投げてるというし、モンスターっぷりに拍車がかかってるな!

車は割とやばい

そんな娘と義母の近況であった。

 

娘も朝から外にも出られず数時間テレビを見て疲れたのだろうし、屋内に缶詰だしで色々とたまっているのだろう。

 

もうすぐ支援学校が始まれば、9時前には登校になるのでもう少しストレスがたまらないようになる……はず。

 

ふむ、支援学校も休校するかもわからんし、デイだってどうなるかわからん。別の方法も同時に模索してた方が賢明かもしらん。

 

とりあえずは、義母が言うように薬をなんとかしてもらう以外にないのかも。担当医の都合もあって、気軽に受診時期を早められないのもネック。病院を変えることも検討してる。

 

ちなみに、私と娘が二人で車にいる時にはシートベルトを外したり叩いてくることはない。あ、今朝は息子のチャイルドシートをはがしてトランクにぶん投げていたな。

 

あれを運転席に投げられたら死んでたかもしれん。気をつけよう。 

 

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せっかく作ったご飯に感謝の気持ちがゼロだと最高に気分が悪い話

ここ数日は息子と仲良くしているとんぼである、ごきげんよう。

 

娘が暴れ出すと、それ以外の3人が被害者になるというのも大きいか。仮想敵が現れたのである。

 

ただそれだけじゃなくて、その前にあった息子との一悶着をご紹介したい。

せっかくご飯を作ったのに

ある日の晩ご飯はカレーライス。子供たちもカレーは好きなので、定期的に作ったりする。

 

でも、私と子供たちが食べるカレーは違う。私はスパイスカレーを好み、子供たちは一般的なカレールー(バーモントとか)のカレーが好きだ。

 

そこでこの日は、2種類のカレーを作ることにした。じゃがいもやにんじんは茹でて別で煮込み、玉ねぎは二回に分けて炒める。一方はトマトやスパイスをいれ、一方はそのまま。

 

二つの鍋を使って、カレールーverとスパイスカレーverを作るのである。これがまぁ、面倒で仕方がない。やらなきゃ良かったと思いつつも、それでも作る。

 

そして夕ご飯。この時間の私はそこそこに忙しい。キッチン周りを片付け、家族の食事を配膳し、妻の制服のアイロンをかけ、ゴミを捨てにいく。

 

パタパタと働き、子供たちにご飯を提供してすぐにゴミを捨てに外へ。で、戻ってきて洗面所で手を洗って歯磨きしてたら、すでにカレーを食べ終わった息子がやってきた。

 

まぁ、期待するよね。

 

「カレーおいしかったよ!」

「食べるの速いでしょ!?おいしくて速く食べてしまったよ!」

「ごちそうさま!」

 

とか。別に見返りを求めているわけではないのだが、このような期待が無意識に頭を支配する。

 

わざわざ2種類のカレーを作ったのも影響してる。こんなに面倒なことをしたのだから、せめて一言でも何かあると思ったのだ。

 

するとだよ、息子は黙々と手を洗い出し、イライラしてる様子で石鹸を手にとって、言い放った。

 

「見なくても、ちゃんと手あらってるよ(イラッ)」

 

うん。おぉ、そうか。そうかいそうかい。

 

「そりゃ良かった。食後は手を洗うのがいいね」と告げると、息子は何も言わずに手をふいて、走ってテレビを見に行った。

 

うん。うん。うん。

 

ってかさあ、人がせっかく料理作ってやってんのに、てめぇはごちそうさまも言わないどころか嫌味かよ!まじでクソだな!二度と話しかけんな!!!ぼけが!!!!

 

一気にボルテージが上がってしまい、怒りゲージが振り切れる。

 

いつもはブログで大文字で書くこのような暴言をリアルで口にすることはないのだが、今回は我慢しきれずに出てしまった。

 

「まじでクソだな」

 

なぜ急に父がここまで怒っているのか、そもそも誰に怒っているのか、何に怒っているかも伝えていないので、家族全員がキョトンとしていたぞ。

妻の介入にて仲直りする

料理に対して感謝のカケラもないクソ野郎だな!と私の怒りは翌日にまで及び、家族の空気は悪くなった。1秒たりとも家族と一緒にいたくないのである。

 

すると私から既に怒りの原因を聞いて知っていた妻が、息子に話してくれたようだ。私の怒りの原因を、コミュニケーションがなんたるかを。

 

で、別に私に謝れとか、息子が悪いとか、そんな言い方はしなかったそうだ。

 

まぁ、そりゃそうだ。悪いのは私……というか、この話は別に誰も悪くない。息子だって全部食べてるし、ごちそうさまなんて言い忘れることもある。私に気を遣って美味しかったなんて言えるような年齢でもない。

 

勝手に私が恩を仇で返されたと思い込み、勝手に一人で怒っているというのが実情である。つまり、すべては私の問題なのである。

 

そう妻も認識しながら話したっぽいのだが、幼稚園児の息子には伝わらなかったようだ。その後に私に謝りに来ていた。

 

「ごめんね、カレーはおいしかったんだよ。パパが嫌だったわけじゃないんだよ。勝手にパパが思い込んでるだけなんだよ」

 

だって。それを聞いた私は一気に心が満たされ、「ごめんよー!!!!」と息子にハグをして仲直りをして、それからはうまくやっている。

 

ガキですまんな。

親と接して人の気持ちを知るのは勉強かどうか問題

この件の直後、妻が「うちの家族っておかしいよね、子供に謝らせるって」といって笑っていた。妻は謝らせる気はなかったとしても結果的にそうなってしまったし、私もおかしいと思う。

 

一緒に住んでいると、よく親子喧嘩をする。私と子供たちが喧嘩することもあれば、妻と子供たちが喧嘩することも多い。

 

その度に、何でイライラしたのか、何がそんなにいやだったのか、コミュニケーションってはこういうもんなんだぞ!と話し合ったりする。昨夜は妻と息子が泣きながら話していた。

 

はて、この親のイライラや本音を話すのは教育のいいのか悪いのか。ようわからん。でも、親も人間ってことだ。常に完璧には振る舞えない。

 

子供たちにわかってほしいとは言わないが、許せない時もあるってこったね。

 

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